Visual Studio 2012 Update 2 CTP 2
少し時間がたってしまいましたが、太平洋標準時間の 1/30、マイクロソフトの Redmond 本社で開催された 「ALM Summit 3」 の Keynote にて Visual Studio 2012 Update 2 CTP 2 の公開が発表されました。
Visual Studio 2012 Update 2 CTP 2 はこちらのページからダウンロードいただく事ができます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=36508
今回の POST では、この Update 2 で強化される機能について簡単に紹介したいと思います。
※なお、このリリースはプレリリース版のため、正式版では変更される可能性があります。あくまで検証用にご利用ください。
下記の新機能リストはこちらのサイトからの翻訳です。
(機械翻訳が一部?意味不明なので、抄訳として訳しました。正式な情報は英語ページをご確認ください。)
https://support.microsoft.com/kb/2797912
アジャイル プランニング
あらゆるチームで簡単かつ柔軟なアジャイル プランニングを可能にします。
- Team Foundation Server
- 新しい作業項目のタグにより作業項目の分類が容易になります。
- "Connect" ダイアログにより、複数のチームプロジェクト間の接続が可能になります。
- TFS Web アクセスから作業項目をメールで送信できるようになりました。
品質向上のための機能
継続的なソフトウェア プロジェクトの品質管理にかかる時間を軽減するために、テストの管理と実行をブラウザベースで行うことができるようになりました。
- 単体テスト
- Windows ストア アプリの単体テストで UI スレッドや非同期のラムダ式とのやり取りをサポートします。
- 新しい単体テストの再生リストは単体テストの一部実行や制御を可能にします。
- クラスによる単体テストのグルーピングを可能にします。
- UI テスト
- 複数のブラウザでのテストを拡張しました。
- Microsoft テスト マネージャー
- テスト分析での解決状態と未解決状態をカスタマイズできます。
- テスト ケース 管理 (Web アクセス)
- TFS Web アクセスからテスト計画内のテストケースを参照、編集できます。
- TFS Web アクセスから手動テストを実行しバグを登録できます。
業務用システム開発
既存の業務用アプリケーションを強化したり、継続的サービスに接続されたデバイスから利用するような新しいアプリケーションを開発する機能を追加しました。
- SharePoint 開発
- SharePoint アプリでの Web テスト、ロードテストのサポート。
- SharePoint 2013 での UI 検証の実施に当たり、 Coded UI での記録と再生が可能になります。
- Windows Phone ツール
- Windows Phone のツールを全てインストールしなくても、コマンドラインから Windows Phone プロジェクトのワークフローを構築して配置することができます。
開発機能
Visual Studio ではより高い生産性でより良い開発環境を実現します。
- Code Map
- Code Map のレスポンスとデバッガ統合を改善しました。
- デバッガ
- IntelliTrace およびプロファイラでのシンボル読み込みを改善しました。
- 統合開発環境
- Visual Studio 2012 で青のテーマが使用できるようになりました。
- Blend for Visual Studio 2012
- Sketchflow, WPF, および Silverlight の開発をサポートします。
- パフォーマンスと信頼性
- 次のシナリオでの XAML デザイナーのロード時のパフォーマンスを改善しました。
- 巨大な WPF アプリケーションプロジェクト
- サード パーティ製カスタム コントロールを使用したプロジェクト
なお、先ほど紹介したこちらのサイトには新機能以外にも、修正される問題の一覧があります。合わせてご確認ください。
(新村)