[アーカイブ] Visual Studio 2012 ALM 仮想イメージと日本語化 - 序
<オリジナル投稿 2012年8月25日 本ポストの情報はオリジナル投稿時点のものです。マイクロソフトの正式な見解や製品の仕様を保証するものではないことをご了承ください。>
Visual Studio 2012 の評価をしたいけど、
- 「なかなか環境を作り時間が取れない」
- 「環境作成の評価ではなく、何ができるのかをクイックに評価したい」
- 「最新の開発環境がどんなものなのか、普段 Visual Studio で開発していないけど体感したい」
といった方には、Visual Studio 2012 RC の各種のプロジェクトのデータも揃った仮想イメージ(VHD形式)を入手し、Hyper-V で確認することをお勧めします。
入手方法については、Microsoft Corp. のエバンジェリスト Brian Keller のブログにあります。
Visual Studio 2012 Application Lifecycle Management Virtual Machine and Hands-on-Labs / Demo Scripts (Brian Keller’s Blog)
こちらを見ていただき、ダウンロードしていただきますが、軽く私も書いておきますね。
下準備とダウンロード
まず、Free Download Manager を入手します(もちろん、他のものでもいいですし、これらを使わなくても入手はできます)。入手先は、Brian のブログを見てください。
そして、Brian のブログにある URL のリストをクリックボードにコピーします。
Free Download Manager だと、[ファイル]:[インポート]>[クリップボードからURLのリストをインポート]があります。
すると、即座にファイルのダウンロードが開始されます。
*ダウンロード先は、既定で C:\Downloads 以下になるようです。変更したい場合は、[設定]で変えられますので、あらかじめやっておいてください。
VHDの展開
さぁ、ここまでできたら、ハンズオンラボのドキュメントは全部ありますし、VHD は結合するだけです。結合は、VisualStudio2012ALM.RTM.part01.exe を実行するだけです。
⇒
(それ相応の時間がかかりますので、気長に待つことをお勧めします)
終了すると、「Visual Studio 2012 ALM」というフォルダができているのがわかります。ここに、Hyper-V の仮想マシンイメージがありますので、これを Hyper-V に登録してあげればOKです(各自のマシン環境に応じて設定は変えてあげてください)。
Hyper-V への登録と起動確認
Hyper-V マネージャーを起動します。次に、操作にある「仮想マシンのインポート…」をクリックします。場所で、先の「Visual Studio 2012 ALM」を参照します。
これで、Hyper-V に Visual Studio 2012 ALMの仮想イメージをインポートできました。
さて、あとは Hyper-V ホストである PC の性能に応じて、設定を変えてください。CPUやメモリあたりですね。
起動できたら、OK です。英語版として、すぐにお試しいただけます。
※ログインしたいけどパスワードがわからないよ!という方は、ハンズオンラボのドキュメントに書いてありますので、ご安心ください。
続きはフィードバックに応じて
さて、壮大な釣りはこれくらいにしましょう。というか、このブログは皆さんからのフィードバックで成り立っています。フィードバックを多くいただければ、それなりに詳細に書きたいと思います。また、フィードバックがなかったら、これはニーズがないということで、書くのをやめますw 継続的フィードバックが Visual Studio 2012 のコンセプトですので、これを体現いたしますw
Team Foundation Service Preview
ところで、ローカルに環境なくてもいいやとか、5分後には、試したいんだ!という方は、Azure 上の実装である Team Foundation Service Preview が解放されていますので、こちらを使ってください。Visual Studio 2012(Visual Studio 2010 でも更新プログラムを適用することで使えます)、Eclipse(Team Explorer Everywhere)、Test Manager、みなさん大好きな、Excel などから使えます。