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<オリジナル投稿 2013年1月31日 本ポストの情報はオリジナル投稿時点のものです。マイクロソフトの正式な見解や製品の仕様を保証するものではないことをご了承ください。>
ALM Summit 3 の基調講演で、Brian Harry から二つの大きなアナウンスがありました。
- Visual Studio 2012 / TFS 2012 Update 2
- Update 2 での拡張の紹介
- CTP の本日の公開
- Git のサポート
- TFS ソース管理として Git を選択可能にする
- Visual Studio で Git 連携を強化する
合わせて、Team Foundation Service で既にこれらが実装済みであることも発表され、デモも行われました。
ここで重要な追記です。当然ですが、これには背景があります。そのあたりは、後述のストリーミングや情報リソースでご理解ください。
また、私の方で、Visual Studio 日本チームのブログに寄稿していますので、そこで背景の補足していただければと思います。
ALM Summit 3 レポート 第2回 (全3回)
Brian の基調講演は、ライブ ストリーミングされていましたので日本から視聴された方も多かったのでないかと思います。しばらくしたらオンデマンドでストリーミング予定ですので、以下をウォッチしておいてください。
さて、情報リソースですが、以下を見ていただくと詳細をご理解いただけます。
- Improving the Modern Application Lifecycle (Somasegar’s blog)
- Announcing Visual Studio 2012 Update 2 (VS2012.2) (Brian Harry’s blog)
- Git init VS (Brian Harry’s blog)
- CTP for Visual Studio Update 2 now available (Visual Studio ALM Blog)
- Getting Started with Git in Visual Studio and Team Foundation Service (Visual Studio ALM Blog)
- Visual Studio Tools for Git
- Team Foundation Service updates – Jan 30
- Team Foundation Service Learn – Create net team project
- Git support for Visual Studio – Git, TFS, and VS put into Context (Scott Hanselman’s blog)
Git のサポートですが、単に Git が流行っているからという単純な理由ではありません。Git は DVCS としてリーダー的な存在であり、また、デプロイについてはすでにプロトコルとなっています。また、多くのプラットフォームで稼動の実績があります。これらが何を示しているのかというと、Microsoft、そして Visual Studio が描いている User Delight、Continuous Value Delivery にとって Git は非常に親和性の高い存在になったということです。
また、Team Foundation Server の User Voice でも DVCS への対応への声が非常に多かったこともあります。 TFS の開発は、すでに Team Foundation Service が 3週間リリースになり、Team Foundation Server も TFService の更新を受けて 3か月周期で Update を提供するに至っています。元々ユーザーニーズに敏感なマイクロソフトであり、自らが Continuous Value Delivery を実践する立場としても、ユーザーフィードバックを無視するはずがありません。
ということで、TFS は オリジナルの中央集中型のバージョン管理と Git による分散バージョン管理の両方を選択できるようになります。
このため、用語も、OSS でメジャーな用語に統一が図られます。Check In が Commit になるなどです。
Team Explorer での Git 対応もかなり強力です。ブランチの選択も一発で行えますし、Fetch、Pull もクリックで行えます。
もともと強力な TFS のバージョン管理機能のメリットを Git でも得られると考えるととてもよいコラボレーションがなされたと感じています。
なお、現時点では、Visual Studio 2012 Update 2 (2012.2)を必要としますので、CTP であることを留意ください。
動きと何ができるのかを10分くらいで知りたい方は、以下を視聴ください。
Team Foundation Service で今すぐに試していただくことができますので、アカウントを作成していない方は作成したうえで、
「New Team Project + Git」でバージョン管理部分を Git にすることができます。とりあえず、赤いところを気にしていただければ、大丈夫ですw
具体的には、Team Project の作成時に、選択ができるようになっています。
Update 2 では、以下のコンセプトのもと、拡張、強化がなされています。
- アジャイル計画のさらなる強化
- 品質へのさらなる対応強化
- LOB 開発の進化
- 開発者体験の進化
アジャイル計画では、作業項目にタグ付けができるようになります。プロダクトバックログ項目にタグ付けとタグによるフィルタが容易にできるようになると言えば、わかりやすいですね。
タグによりプロダクトバックログもフィルタリングができるようになります。
また、Update 1 では延期となったWebベースのテストケース管理が登場予定です。
テストケースのステップも編集できます。
テストの実行も可能です!
ポップアップしてきます。
空いた領域で、テストをステップごとに実行していくわけです。
バグを起票もできます。
要するに Test Manager のテスト管理とテスト実行の多くが Web ベースで行えるようになります。
もちろん、各種の診断データの自動収集などまではできません。また、Web ベースですので、さまざまなプラットフォーム上でのテストで利用できますね。
いろいろな進化し続けていますので、絶えずウォッチをしてみてください。
以下の2つがありますので、ぜひご参加ください。
また、皆様のところに訪問して情報共有をさせていただくこともできます。詳しくは、 こちら をご覧ください。記載されているメールアドレス kkagile@microsoft.com にお気軽にお問合せください。早い方が実現が可能ではないかと思います。