[アーカイブ] TFS 2012 で合わせて使いたい10個の便利ツール

<オリジナル投稿 2012年9月19日 本ポストの情報はオリジナル投稿時点のものです。マイクロソフトの正式な見解や製品の仕様を保証するものではないことをご了承ください。>

Team Foundation Server 2012 (TFS 2012) はそれだけでかなり完成度の高いオープン ALM プラットフォームとなっています。でもそこはオープンな ALM プラットフォームだけにより強力な武器を追加することでさらに、チームのコラボレーションと高度な透明性をサポートしてくるようになります。
この投稿では、TFS 2012 と合わせて導入することで、何かと便利なツールをご紹介しましょう。

TFS 2012 Power Tools

これは必須といっても過言ではないツールです。このツール群については こちらでも紹介していますので合わせてご確認ください。

Architecture Explorer Work Item Extension

TFS ではあらゆる作業項目の追跡可能性が自然と取れるようになっていますが、それを可視化してくれるツールです。
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TFS Administrators Toolkit for VS 2012

このツールキットは、TFS の管理をするうえでとても役立ちます。

  • Test Attachment Sizes
    TFS では、テスト結果にビデオキャプチャやUI操作記録、IntelliTraceログなどサイズの大きくなるデータを蓄積可能です。この機能でチームプロジェクト単位でのテスト結果データの容量をしることができます。
  • Update Reports
    この機能で、TFS プロセステンプレートからレポートのテンプレートを設定することができます。
  • Update Work Item Types
    この機能は、新しい作業項目を複数のチームプロジェクトにセットすることができます。
  • Source Control Folder Size
    フォルダごとのファイルサイズを教えてくれます。
  • Search for Large Files in Source Control
TFS Team Project Manager

このツールも TFS の管理を助けてくれます。
バルクでのビルド定義、ビルド プロセステンプレート、セキュリティ設定の追加と削除、ソース管理の設定とメンテナンス、作業項目の構成などが行えます。
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TFS 2012 Tester Power Tool – Bulk Copy Test Cases for Microsoft Test Manager

このツールは、テストケースや共有ステップのバルクでのコピーを行ってくれるものです。便利です。

Test Scribe for Visual Studio 2012

Test Manager に レポーティング機能と、Word 形式でのドキュメント生成機能を付加してくれます。とても便利です。英語UIですが、これは必須で入れておきたいところです。

Community TFS Build Manager VS2012

Windows アプリケーションと Visual Studio 2012 Extensions で構成されています。Windows のスタンドアローンのツールで、バルクにより、ビルド定義やビルドコントローラー、ビルド成果物、そしてビルドプロセステンプレートを操作できます。かなり便利!
また、Visual Studio 2012 でビルド定義を作成する際にクローンを作ることができます。要するに既存のビルド定義をコピーしてくれますので、基本まったく同じだけど、トリガーだけ違うといったときに便利ですね。
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TFSSCExplorerExtension

TFS のソース管理エクスプローラーに便利な機能を追加してくれるエクステンションです。ドラッグ&ドロップに対応し、ファイルの移動や分岐、ソースのマージなどがコンテキストメニューから行えます。
現時点で Visual Studio 2012 RC が対象でしょうか?RTM版でも今のところ普通に動作していますが、ご注意ください。

Community TFS Teams Command Line Utility

TFS のチームの設定や状況をコマンドラインから操作するユーティリティです。オープンソースとして CodePlex で公開されています。

Team Foundation Server Integration Tools (March 2012 Release)

TFS と様々な統合を行えるツール群です。過去のバージョンのTFSとのブリッジ、ClearCase、ClearQuest とのブリッジなどがおこなえます。
※まずは試してみて使えそうだったら使うというスタンスで。