[アーカイブ] Team Foundation Service 更新 (6/3) ー TechEd NA で発表された機能をもう使えます!

<オリジナル投稿 2013年6月5日 本ポストの情報はオリジナル投稿時点のものです。マイクロソフトの正式な見解や製品の仕様を示すものではないことをご了承ください。>

TechEd North America 2013 で Visual Studio 2013 と Team Foundation Server 2013 が発表されましたが、その恩恵をもう、Team Foundation Service で使えるようになっています!
詳細は、こちら をご覧ください!
主な追加/強化機能は、以下です。

チーム ルーム

開発チーム内 SNS ですね。ツイートだけでなく、自動ビルドの結果やコードの変更などが自動で入ってきますのでチームのコミュニケーションがかなり推進されることでしょう。
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よく見ると、多機能かつ、うれしい機能があることがわかります。
まず、膨大な量になるタイムラインは、日付単位になっています。
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また、アップデートがあった場合には、音で通知をする/しない を選べます。
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チームルームの設定も多彩です。
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タイムラインに表示したいイベントを設定できます。
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アジャイル ポートフォリオ管理

Features がバックログの上位概念として導入です!これでより複雑なプロジェクトやシステム、規模の大きなチーム(での Scrum of Scrum)などがやりやすくなります。
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Features では、フィーチャーだけを表示したり、フィーチャーに紐づくプロダクトバックログ項目(とバグ)まで表示したり、スプリント計画されたもの(完了したもの)は、タスクまで表示したりすることが「View」の切り替えで行えます。これは End to End の透明性とトレーサビリティと情報の簡素化という意味で、複雑になりがちなソフトウェア開発を簡素にするときに非常に役に立ちます。
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注目の Feature 作業項目はというと、
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明確な「優先度」(優先順位ではないのがミソですね。PBI/Bug はもちろん、優先順位です)、「ターゲット日時」がフィーチャーとしての目的を表しています。
また、「状態」も New, In Progress, Done, Remove とシンプルです。もちろん Kanban ボードでこれを可視化もできます。
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もちろん、Kanban のカラムは、簡単にカスタマイズができます。
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Web ベース テストケース管理、手動テスト実行

好評の Web ベースのテスト管理と実行がさらに進化です。
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テスト計画を明確に作成可能に。
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Microsoft Test Manager で行える「要求からテストスイートを作成」が行えるようになっています!
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プロダクトバックログ項目を選択すれば、
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テストスイートが作成されます。もちろん、PBI とトレーサビリティが取れるようになっています。

クラウドベースのロードテスト

ついにきました!これはありがたい!
クラウドの力を使ってロードテストが行えますので、テストエージェントをいくつも用意する必要がなくなります。これを使うには、Visual Studio Ultimate 2013 Preview からのようです。BUILD が待ち遠しいですね。

軽量コードコメント

これもまた便利です!
コード中に、コメント(というかチャットですね)が行えるようにできます。コードに関する議論などで使うのもいいかもですね。基本的には、変更セットに紐づくコメントを残しておける感じです。
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比較(Diff)でも同様に見れます。もちろん、コメントを非表示にもできます。
進化が止まらない、みなさんに価値を提供し続ける Team Foundation Service は今後も注目してください!