Team Foundation Server (TFS) 15 RC2 をリリース: 運用環境での使用に対応
本記事は、マイクロソフト本社の Microsoft Application Lifecycle Management の記事を抄訳したものです。 【元記事】 Team Foundation Server (TFS) 15 RC2 is available and ready for production use 2016/9/28 |
このたび Team Foundation Server “15” RC2 の提供が開始されました。このリリースは既にマイクロソフトの運用環境で使用されており、運用環境での使用に完全に対応しています。Team Foundation Server 2012 から RC1 までをお使いの方は、RC2 へのアップグレードが可能です。また、RC2 から RTM へのアップグレードも可能です (RC2 と RTM では変更点がかなり少ないため、アップグレードは短期間でできます)。
使用を始めるには、まずこちらの入門ページ (英語) をご覧ください。また、使用可能な機能の一覧についてはリリース ノートをご確認ください。
要件は以下のページからご確認いただけます。
インストール ファイルは以下のページからダウンロードできます。
- Team Foundation Server 15 RC2 の ISO ファイル
- Team Foundation Server 15 RC2 の Web インストーラー
- Team Foundation Server 15 Express RC2 の ISO ファイル
- Team Foundation Server 15 Express RC2 の Web インストーラー
マイクロソフトでは、Team Foundation Server “15” RC2 をできるだけ多くのサーバーでご利用いただき、フィードバックをお寄せいただきたいと考えています。今回のリリースには以下の新機能が搭載されています。
- 作業項目のフォロー: 重要な作業項目の進捗状況を簡単に追跡できるようになりました。
- コード検索: プロジェクトのどこからでもコードを検索できるようになりました。
- パッケージ管理: プロジェクト全体でのコンポーネントの再使用がさらに簡単になりました (OSS プロジェクトと社内で作成されたプロジェクトの両方)。
- Git の Web エクスペリエンスの改良 ( プル リクエスト ページやブランチ ページの刷新など ) : プル リクエストにオート コンプリート機能などの新機能が追加されました。
- Docker のサポート: 構築やリリースの管理に利用できるようになりました。
- リリース管理: 大幅な機能強化が多く行われ、新機能も多数導入されました。
- MTM と Web TCM の間のパリティ: これまで MTM で使用されていた項目についてはほぼすべての場所でパリティに対応していますが、新たに Web エクスペリエンスでも使用できるようになりました。
- 有料の拡張機能: TFS で拡張機能の購入やインストールができるようになりました。
RTM もまもなくリリース予定です。その前にぜひ RC2 版をご利用のうえ、フィードバックをお寄せいただければ幸いです。