Visual Studio 日本チーム

日本マイクロソフト株式会社 Visual Studio 製品マーケティングの Blog です。 日本のお客様向けに Visual Studio に関する様々な情報をお届けします。

新しいスタート ページの新機能をご紹介

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Harness the Power of the Redesigned Start Page 2016/11/29

 
Visual Studio 2017 RC (英語) では、インストール時間が短縮され、パフォーマンスが向上したほか、新たな生産性機能の数々が導入されました。今回は、この生産性機能導入の一環として刷新されたスタート ページの新機能についてご紹介します。これにより、特にコードを取得してから作業を開始するまでの操作がスピーディに行えるようになりました。

最近使用した項目 (MRU) のリスト
ユーザーの皆様からのご意見をもとに、今回、スタート ページの中でも特に重要な構成要素である MRU について重点的に検討を行いました。まず、探している項目をすばやく見つけられるように、MRU の各アイテム (プロジェクト、ソリューション、フォルダー、ローカル アイテムのファイル パス、ローカル ディスクには存在しないリモート アイテムの URL など) のアイコンが種類別に表示されるようにしました。また、新たに追加したフォルダーを開く機能で、最近使用したフォルダーをサポートしました。さらに、項目を日付でグループ化できるようにし、履歴の長いアイテムやピン留めしたグループが MRU の上部に表示されるようにして、重要なアイテムにすばやくアクセスできるようにしました。
また、複数のマシンを利用している場合の生産性を向上するために、MRU でのローミングを可能にしました。Visual Studio Team Services や GitHub などのサービスでホストされているリポジトリのクローンを作成する際、Visual Studio で同一アカウントに関連付けられた Visual Studio インスタンスにローミングすることができます。そして、MRU からローミングされたアイテムを選択してクローンを作成し、そのコード ベースでの作業を継続できます。

ピン留めされたリモート リポジトリ、フォルダー、プロジェクトが表示されている MRU
プロジェクトの新規作成
Visual Studio の初心者でもベテラン ユーザーでも、プロジェクトを新規作成する機会は必ずあります。マイクロソフトの調査によると、スタート ページで最もよく使用されるのが [New Project…] コマンドですが、テストの際には同じプロジェクトを複数作成することが多いようです。この作業を効率化するために、作成するプロジェクトの種類をスタート ページで検索できるようにしました。これで、[New Project] ダイアログ ボックスで目的のアイテムを探す手間を省けます。また、最近作成されたアイテムがスタート ページで記憶されるようになりました。これにより、スタート ページからプロジェクトを直接作成できようになるため、[New Project] ダイアログからテンプレートを検索して選択するという作業をせずに済みます。このリストは、Visual Studio にサインインすると他のデバイスにもローミングされます。

最近使用したプロジェクト テンプレート

“web”

Visual Studio 2017 RC 皆さんの生産性を高める機能たち

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Productivity in Visual Studio 2017 RC 2016/11/28

 
Visual Studio が多くの開発者に選ばれる理由は、強力ながら自然に使いこなせる生産性機能によって、「究極の集中力」を得られるからではないでしょうか。Visual Studio 2017 RC では、開発者の皆様がツールの使い勝手を気にすることなく、プログラムの中身に集中していただけるように、この機能の強化に力を入れています。今すぐダウンロードして、日々の開発作業を快適にする機能を実際にお確かめください。
Visual Studio 2017 RC では、ほとんどの開発者が時間を費やす、コード編集、ナビゲーション、デバッグの 3 つに重点を置いて機能強化を行いました。今回はその 3 つの点に関する各機能を詳しくご紹介します。
コード編集
IntelliSense フィルタリング
IntelliSense は、カテゴリごとに一連の値を絞り込むことで、新しい API をすばやく参照できるフィルタリング機能です。この機能を使用すると、必要な変数を多くの型の中から探し出す必要がなくなります。下のスクリーンショットは、フィルターを使用して、C++ コード ファイルの IntelliSense の結果に変数と定数のみを表示している例です。

すべてのフィルターには便利なキーボード ショートカットが用意されています。たとえば、C# コードの入力では、Alt + P キーでプロパティに絞り込んだ表示を、Alt + M キーで拡張メソッドの除外をすばやく行うことが可能です。フィルター バーの上にマウス ポインターを合わせるだけで、状況に応じたすべてのショートカットを確認できます。
一致箇所の強調表示
結果をすばやく得るためにキャメル ケース マッチング (一綴りにした複合語の各大文字を入力して補完) などを行う場合、アイテムがどの部分で一致しているのか判断しづらいことがあります。C#、VB、JavaScript、TypeScript の IntelliSense では、下図のように一致箇所を太字で表示することで、項目が一致する理由がわかるようになりました。一致箇所の強調表示は拡張ポイントであり、あらゆるで言語サポート可能なため、対応言語は今後さらに追加される予定です。

フィルタリングや一致箇所の強調表示の機能を使用したくない場合は、使用言語の IntelliSense 設定で簡単に無効化できます。[Tools]、[Options]、[Text Editor] から使用している言語を選択します。たとえば、[Tools]、[Options]、[Text Editor]、[C#]、[IntelliSense] の順に選択すると、C# 言語での機能を制御できます。
IntelliSense の動作の改良
IntelliSense の精度向上のため、今回のリリースでは各言語で大幅に機能が強化されています。その例をご紹介します。

C# と VB に追加された「スマート プリセレクション」機能では、予測されるターゲット型が判定され、IntelliSense のリストでその型に一致する項目が事前に選択されます。これにより、入力が速くなり、どんな型が必要かをユーザーが考える手間が省けます。この機能は特別なキーボード操作をしなくても適用されます。C# と VB の新しい生産性機能の概要は、こちらのビデオ (英語) をご覧ください。
XAML の IntelliSense では、名前空間の入力補完、不明な名前空間に関する電球マークのクイック修正、不要な名前空間の並べ替えや削除、名前空間プレフィックスの名前の変更のリファクタリングなどが可能になりました。さらに、XAML の IntelliSense が強化され、x:Bind でイベント、パス、関数をバインドする作業をすばやく正確に行えるようになりました。また、関連情報のみが表示されるようフィルタリング機能が向上し、キャメル ケース マッチング機能にも対応しました (例: 「RTB」と入力すると「RichTextBox」のように補完されます)。こちらのビデオ (英語) で実際の動作を確認できます。
C++ には、IntelliSense の結果にフィルターを適用したリストを表示する、予測 IntelliSense 機能 (英語) が実験的に追加されました。これにより、関係ない一致を含む長いリストをすべてスクロールする必要がなくなります。具体的には、必要性に基づく確立に応じて、予想される型の項目のみが一覧表示されます。この機能を有効化するには、[Tools]、[Options]、[Text Editor]、[C/C++]、[Experimental] の順に選択します。この機能の詳しいしくみは、Visual C++ Team Blog のこちらの記事 (英語) をご覧ください。
JavaScript 言語サービスは、IntelliSense の改良に併せて全体的に刷新されました。これまでは、入力時に JavaScript エンジンがコードを連続的に実行して、実行時のような入力候補一覧とシグネチャのヘルプを提供していました。これは動的な JavaScript コードには適していますが、編集エクスペリエンスの一貫性が損なわれる場合もあります。新しい言語サービスでは、TypeScript のスタティック分析によって、より詳細な IntelliSense、ES6/ES7 への完全対応、より一貫した編集エクスペリエンスなどが実現します。詳細については、Bowden Kelly によるブログ記事「Visual Studio 2017 RC で JavaScript 開発がより生産的に」をご覧ください。

.editorconfig によるコーディング規則のサポート
コードベースで一貫してコーディング基準を維持すれば、チームの生産性にとってプラスになる、ということは開発者の皆様ならご存知だと思います。これができれば、コードをチーム メンバーのだれが書いても読みやすくなりますが、コーディング基準を徹底するのはたいへんな作業です。マイクロソフトではプロジェクトで書式の統一を実現するために、オープン ソースの EditorConfig (英語) 規則ファイル形式を新たに組み込みでサポートします。これにより、コードベースをどこに移動しても同じ書式ルールを定義できるようになります。つまり、チェックインされるコードが、個々の開発者ではなくコードベースの規則や設定に従うことになります。また、書式が異なる一部の古いコードを変更したくない場合などには、コードベースの部分ごとに異なる規則を定義することも可能です。この形式は、他のさまざまなエディターや IDE でも標準として認められています。これを利用するには、エディター設定ファイル (.editorconfig) をプロジェクトに追加します。詳細については、こちらの (英語) ドキュメントを参照してください。
C# と Visual Basic のコード分析
C# と Visual Basic には、さらに一歩進んだコーディング規則のサポートが備わっています。マイクロソフトでは、ライブ コード分析の範囲をコーディング スタイルの適用まで拡大しました。これにより開発リポジトリまたはチーム全体でコーディング スタイルと命名規則の一貫性を保つことができます。さらに、新しいリファクタリング機能やコード修正機能によってコーディングの生産性向上に継続的に取り組んでいます。RC で追加された機能の中で特に優れているのは、一致するファイルへの型の移動、ファイル名と型名の同期、補間文字列への変換です。詳細については、Kasey Uhlenhuth による、C# と Visual Basic の生産性向上に関する記事 (英語) をご覧ください。
ライブ編集エクスペリエンス
開発作業のできるだけ早い段階でコード品質を高めることは非常に重要であり、問題の発見は早ければ早いほど良いとされます。Visual Studio 2017 RC では、テストを始める段階でなく、コードの編集時にテストに必要なデータを用意できるため、安心してコーディングを進めることができます。.NET Framework の C# および VB ユーザー向け新機能であるライブ ユニット テストを利用すれば、コードを作成している間に単体テストに成功しているかどうか即時判定できます。詳細については、Joe Morris によるライブ ユニット テストに関するブログ記事をご覧ください。
ナビゲーション
開発者にとって多くの時間を費やす作業の 1 つが、大量の既存コード本体の扱いです。コードをすばやく簡単にナビゲーションできる機能があれば、非常に便利で生産性も飛躍的にアップします。バグの調査でも、リファクタリングの影響確認でも、さらには単なる不慣れなコードベースの解読でも、すばやく確実なナビゲーション ツールでコード位置を把握できるだけで大幅に効率が上がります。今回追加された便利なナビゲーション機能をいくつかご紹介します。
GoTo
GoTo (Ctrl + ,

Visual Studio 2017 RC で JavaScript 開発がより生産的に

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 More Productive JavaScript in Visual Studio 2017 RC 2016/11/28

 
開発者に Visual Studio が選ばれているのは、JavaScript 編集の生産性を高める各種のツールが用意されているためです。これまで Visual Studio 2017 RC では、開発者がよく使用する機能を強化することに重点が置かれてきました。その結果、開発者はコーディングにより多くの時間を割り当てられるようになっています。この記事では、Visual Studio 2017 RC で現在提供されている IntelliSense とコード参照の機能強化の中でも特に便利なものをいくつかご紹介します。
機能が豊富になった IntelliSense
Visual Studio 2017 RC の JavaScript IntelliSense では、パラメーターやメンバー一覧に関する情報がさらに多く表示されるようになりました。この新しく追加された情報は TypeScript から補充され、バックグラウンドでのスタティック分析に基づいて開発者のコードを適切に理解します。TypeScript の複数のソースを基に情報が生成されます。
jQuery ajax() 関数に関するリッチな IntelliSense

JSDoc に基づいた IntelliSense
既定での型の推定で望ましい型の情報が提示されないときは、JSDoc アノテーションから明示的に型情報が提示される場合があります。たとえば、部分的に宣言されたオブジェクトに特定の型を持たせるには、下図のように @type タグを使用できます。

これはパラメーターの情報を指定する際にも非常に便利です。JSDoc の @param を使用すると、下図のように関数のパラメーターに型を追加できます。

現在サポートされている JSDoc アノテーションについては、GitHub のこちらのドキュメント (英語) をご覧ください。
TypeScript 宣言ファイルに基づいた IntelliSense
TypeScript では、特によく使用されている JavaScript ライブラリのそれぞれの API は .d.ts ファイルで宣言されています。また、それらの定義が集められている場所として最も知られているのが DefinitelyTyped (英語) です。Visual Studio はこれらの .d.ts ファイルをバックグラウンドで使用して IntelliSense を強化します。
使用されている JavaScript ライブラリを Visual Studio が検出し、対応する .d.ts ファイルを自動的にダウンロードして参照します。ダウンロードされたこれらのファイルは %LOCALAPPDATA%MicrosoftTypeScript のユーザー フォルダーの下にキャッシュされます (注: tsconfig.json 構成ファイルを使用している場合は、この機能は既定で無効になります)。
現時点では、npm (package.json ファイルの読み取り)、Bower (bower.json ファイルの読み取り)、または広く使用されている JavaScript ライブラリ上位約 400 種類と一致するプロジェクト内の不正確なファイルからダウンロードされた依存関係に対して自動検出機能が働きます。たとえば、プロジェクト内に jquery-1.10.min.js がある場合、jquery.d.ts ファイルがフェッチされロードされます。この .d.ts ファイルはコードの完成度、シグネチャ、コンテキスト ヘルプを強化する以外にユーザーのプロジェクトに影響を及ぼすことはありません。
ES6 および JSX の構文サポート
JavaScript は常に進化しており、Visual Studio でも構文の更新を迅速にサポートすることで、開発者が言語の変更点に対応していけるように支援します。ECMAScript は毎年 TC39 において標準化が行われ、言語の変更を公式にリリースしています。これらの更新によって、クラス、アロー関数、テンプレート文字列といった構文が新しくなり、JavaScript を記述する別の生産性の高い方法が登場します。Visual Studio 2017 では、モジュール、クラス、アロー関数を含む ES7 (ECMAScript 2016) の構文を完全にサポートしています。
Visual Studio 2017 RC での ES6 の構文

公式の更新に加えて、JSX (英語) のような非公式の言語拡張もあります。JSX は React 開発でよく使用される XML 風の拡張構文であり、構文のより柔軟なサポートをうたっています。Visual Studio 2017 では、jsx と tsx の両方のファイル拡張子のほか、JS ファイルや TS ファイルに直接記述された JSX 構文をサポートしています。
Visual Studio 2017 RC での JSX 構文

一般的な機能強化
言語に関する機能強化のほかに、コード参照に関する一般的な機能強化も便利です。まったく新しいナビゲーション機能である [Go To] を使用すると、全体の検索をすばやく実行し、型、関数、ファイルなどを見つけることができます。結果はカテゴリごとに絞り込め、一元的なすばやいコード参照が可能です。
[Go To] での参照 (ctrl + t または ctrl + ,)

大規模なプロジェクトまたはライブラリで開発を行っていると、すべての検索結果が非常に大量になることがあります。そうした一覧のサイズをすばやく減らすために、関数、プロパティといったカテゴリごとに全体の一覧を絞り込めるようになりました。これらの絞り込みはすべて、論理的なホット キーですばやく切り替えられます。ホット キーは IntelliSense の絞り込みボタン アイコンをマウスでポイントすると表示されます。
IntelliSense での絞り込み (Alt + m)

上記の機能強化に関する詳細や、Visual Studio 2017 に実装されている一般的な機能強化の概要については、Mark Wilson-Thomas が執筆したブログ記事「Visual Studio 2017 RC での生産性向上 (英語)」をご覧ください。
フィードバックのお願い
Visual Studio 2017 RC の新たなレベルの生産性が皆様の JavaScript 開発にお役立ていただければ幸いです。上記の機能を詳しく紹介する短いビデオ (英語) もありますが、ぜひ Visual Studio 2017 RC をダウンロードして実際にご利用ください。何か問題がありましたら IDE またはインストーラーの右上隅にある問題の報告 (英語) ツールからお気軽にお寄せください。UserVoice (英語) からのご提案もお待ちしております。
それでは、Happy Hacking!

WinAppDriver: Selenium に似た Appium のテストを使用して、Windows であらゆるアプリのテストを実行

本記事は、マイクロソフト本社の SCOTT HANSELMAN の記事を抄訳したものです。
【元記事】 WinAppDriver – Test any app with Appium’s Selenium-like tests on Windows 2016/11/16

 

過去のブログ記事をさかのぼってみたところ、私は 2007 年から Selenium の Web テスト フレームワークを使用していました (英語)。現在では、Microsoft Edge を含む各種 Web ブラウザー向け (英語) の Selenium ドライバーが提供されており、Ruby、Python、Java、C# など、現在使用されているほぼすべての言語 (英語) で Selenium テストを作成することができます。
私は Selenium (英語) を愛用しており、BrowserStack などのシステムと併用 (英語) して、各種 OS でさまざまなブラウザーのテストを自動化しています。
“Appium”

Package Management の一般提供を開始: NuGet、npm などのサポート

本記事は、マイクロソフト本社の Microsoft Application Lifecycle Management の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Package Management is generally available: NuGet, npm, and more 2016/11/16

 
このたび、Team Services と TFS 2017 で Package Management の一般提供が開始されました。まだご利用でない方は、ぜひ Visual Studio Marketplace (英語) からインストールしてください。
業界最高レベルの NuGet 3 のサポート
Package Management で NuGet がサポートされたことにより、パッケージをホストし、チーム、ビルド、リリースで利用できるようにして、継続的デリバリー ワークフローを実現できます。Package Management では最新の NuGet 3.x クライアントが業界最高レベルでサポートされているため、.NET エコシステムに容易に追加できます。NuGet.Server のプライベート コピーをホストしている場合やパッケージをファイル共有で管理している場合、Package Management を使用するとこのような手間をなくすことが可能で、移行時にも役立ちます (英語)。
Package Management で NuGet の使用を開始する方法については、こちらのドキュメント (英語) を参照してください。
Package Management で npm を使用
Package Management チームでは、NuGet だけでなく、npm パッケージ (英語) のサポートにもこの数か月間、重点的に取り組んできました。開発に Node.js や JavaScript、その派生言語を使用している場合は、Team Services を使用して、プライベートの npm パッケージと NuGet パッケージの両方をホストできます。
npm は、Package Management ライセンスを持つすべての Team Services ユーザーにご利用いただけます。npm の利用を開始するには、Marketplace から Package Management (英語) をインストールし、こちらのドキュメント (英語) をご確認ください。
TFS 2017 Update 1 でも npm がサポートされます。最新情報については、開発タイムライン (英語) をご覧ください。

一般提供時の変更点: 料金、リージョンなど
プレビュー期間中に Package Management を利用していた場合、引き続き利用するには Marketplace でライセンスをご購入 (英語) いただく必要があります。ご利用中のアカウントは自動的に 60 日間の試用版に移行されます。Package Management ハブの通知バーを確認するか、アカウントの [Users] ハブに直接アクセスしてライセンスを購入してください。
Package Management の料金は次のとおりです。

5 ユーザーまで: 無料 (この場合も、Marketplace (英語) でユーザーのライセンスを取得する必要があります)
6 ~ 100 ユーザー: 1 人あたり 4 ドル
101 ~ 1000 ユーザー: 1 人あたり 1.50 ドル
1001 ユーザー以上: 1 人あたり 0.50 ドル

Package Management 拡張機能は次の Visual Studio サブスクリプションにも含まれています。

Visual Studio Enterprise の月間サブスクリプション
Visual Studio Enterprise の年間サブスクリプション
Visual Studio Enterprise with MSDN

詳細については、料金計算ツールでご確認ください。Package Management 拡張機能は Visual Studio Team Services のユーザー (利害関係者は含まれません) にのみ割り当てることができます。
最後に、Package Management の提供がインド南部とブラジル南部の各リージョンでも開始されたことをお知らせします。
次のステップ
TFS 2017 の Package Management をリリースしたことで、チームは拡張機能の付加価値の提供に専念できるようになりました。今後 1 年間、主に下記の分野に重点的に取り組む予定です。

パッケージのライフサイクル: Package Management は、ファイル リポジトリとしてのみでなく、コンポーネントの生成およびリリース管理サービスとしても利用できるようにしたいと考えています。そのため、バージョン管理やパッケージの生成に関するメタデータの強化など、Team Build や Release Management とパッケージを緊密に統合する機能への取り組みを継続します。
依存関係の管理: パッケージは、NuGet.org、社内のチーム、グループ内のチームなど、さまざまな場所で作成されます。リリースまでの期間を短縮し、イノベーションを加速させることが常に求められる状況にあっては、コードを可能な限り再利用することが重要となります。このような再利用を可能にするために、依存関係の場所、ライセンス方法、安全性などの把握に役立つツールの開発に取り組んでいます。
エクスペリエンスの刷新: 昨年 11 月に Package Management をリリースした際には、サポートされるいくつかのシナリオに適したシンプルなユーザー エクスペリエンスが提供されました。しかし、これらの新しい取り組みによってサービスを拡大するにあたり、拡張されたユーザー エクスペリエンスに移行します。これにより、Team Services の他の機能との一貫性が向上するほか、パートナーが独自のデータや機能によって Package Management を拡張できるようになり、マイクロソフトによる今後のサービス拡大にも対応します。
Maven/Ivy: 製品の他の機能による Java エコシステムのサポートがこれまで以上に強化される中で、Package Management は Java 開発者が最もよく使用するパッケージのリポジトリになることが求められています。そこで、Package Management フィードに Maven パッケージのサポートを追加する予定です。

Release Management の一般提供を開始

本記事は、マイクロソフト本社の Microsoft Application Lifecycle Management の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Announcing general availability of Release Management 2016/11/16

 
このたび、Visual Studio Team Services の Release Management の一般提供が開始されました。Release Management は Team Foundation Server 2017 でも使用できます。
マイクロソフトは、Release Management のパブリック プレビューを開始して以来、継続的に新機能を追加 (英語) してきました。このサービスは非常に多くのお客様にご利用いただき、製品改良の参考となる貴重なご意見を多数いただいています。
Release Management は DevOps に不可欠な要素であり、高品質なソフトウェアを速いペースで継続的に提供するうえで重要です。Release Management では、開発環境、テスト環境、ステージング環境、運用環境といった複数の環境へのアプリケーションのデプロイやテストを自動化することが可能で、あらゆるアプリケーション プラットフォームにデプロイし、オンプレミスまたはクラウドをターゲットにすることができます。

Release Management はクロス プラットフォーム対応で、Java から ASP.Net や Node.js まで、さまざまな種類のアプリケーションをサポートします。また、各種 ALM ツールとの統合やリリース プロセスのカスタマイズも可能です。たとえば、Release Management を Jenkins や TeamCity のビルドと統合したり、GitHub から入手した Node.js のソースをアーティファクトとして直接デプロイしたりできます。また、あらかじめ用意された自動化タスクを使用するか、ニーズに応じてカスタムの自動化タスクや拡張機能を作成して、デプロイメントをカスタマイズすることもできます。
自動デプロイメント
Visual Studio Release Management では、複数の環境にわたるリリース パイプラインを設計、自動化し、任意のプラットフォームやアプリケーションをターゲットにすることができます。リリースのタイミングは、ビルドの用意ができた時点で実行することも、スケジュールを設定することもできます。パイプラインの自動化により、市場投入までの期間を短縮できるほか、ユーザーからのフィードバックにも迅速に対応できます。

承認ワークフローの手動または自動承認
開発/テスト環境では承認を完全に自動化し、運用環境では承認を手動で行うといったように、デプロイメントを事前に承認するか、後から承認するかを容易に構成できます。承認は自動で通知されるため、チーム メンバー全員がリリース状況を把握し、共同作業を行うことができます。また、リリースや承認の監査にも完全に対応しています。

リリースごとに品質を向上
リリースにはテストが不可欠です。リリース時の信頼性を向上するために、確認が必要なすべての項目に関して、パフォーマンス テスト、A/B テスト、機能テスト、セキュリティ テスト、ベータ テストなどのテスト タスクを構成できます。[Manual Intervention] を選択すると、自動化されたフローを追跡し、手動でテストを実施することもできます。

Azure へのデプロイが容易
Release Management では、Azure へのデプロイに関して、組み込みのタスクと簡単な設定により、リリースを非常に容易に構成できます。Azure Web Apps、Docker コンテナー、Virtual Machines などにデプロイできるほか、VMware、System Center Virtual Machine Manager、その他の仮想化プラットフォームで管理されているサーバーなど、幅広いターゲットにデプロイできます。
エンドツーエンドで追跡
リリースにおいて追跡可能性は非常に重要です。各環境のコミットや作業項目など、リリースやデプロイメントの状態を追跡することができます。
詳細については、Release Management (英語) のドキュメントを参照してください。
Visual Studio Team Services で Release Management を試用する場合はこちらのページ (英語) にアクセスしてください。
ご不明な点やご意見、フィードバックがありましたら、Gopinath.ch (アットマーク) microsoft (ドット) com までご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Gopinath
Release Management チーム
Twitter: @gopinach

Visual Studio 2017 RC のデータ サイエンス ワークロード

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 The Data Science Workloads in Visual Studio 2017 RC 2016/11/18

 
Facebook で写真に写っている人物が自動でタグ付けされたり、オンライン サイトでおすすめの商品が表示されたり、写真をキーワード検索できたり、クレジット カードの不正利用が警告されたりと、機械学習とデータ サイエンスは、私たちのごく身近に存在しています。
このたび、Visual Studio 2017 RC (英語) 向けのデータ ストレージとデータ サイエンスの専用ワークロードがリリースされました。このワークロードには、次世代のインテリジェントなアプリやサービスの構築に必要なバックエンドやツールがすべて含まれています。

それぞれのワークロードについて詳しく見ていきましょう。

データ ストレージとデータ処理: ビッグ データのストレージと高度な分析に使用します。

SQL (英語)、HDInsight (英語) (Hadoop/Spark)、Azure Machine Learning (英語) を使用すると、エンタープライズ レベルの分析に特化した各種の高度なテクノロジを利用できます。

データ サイエンス: 分析、モデルの構築、スマート アプリの作成に必要なツールがすべて含まれています。

Python Tools for Visual Studio: デスクトップ、Web、指数、データ サイエンス/機械学習
R Tools for Visual Studio: 主に統計とデータ サイエンス/機械学習
F#: さまざまなデータ処理タスクに適した関数主導型 .NET 言語

R と Python が使用される理由
既にサポートされている Python に加え、このたび Visual Studio で新たに R 言語がサポートされます。R はデータ サイエンスや統計に特化した言語で、豊富なパッケージが使用可能な形で提供されています。
世間では人気の言語がランキング形式で紹介されているのをよく見かけ、信憑性には疑問が残りますが、分析分野で R と Python が欠かせないという点は間違いないようです。

マイクロソフトでは、ほぼすべてのストレージ テクノロジや分析テクノロジで既に R と Python をサポートしているか (直接または SDK 経由)、近くサポートが予定されています。次に個々のツールについて説明します。
Python Tools for Visual Studio
VS 2017 RC は Python (英語) と高度に統合されており、機械学習からデスクトップ、IoT、Web までさまざまな用途に対応しています。CPython (2.x および 3.x)、IronPython、Jython、PyPy などのほとんどのインタープリターや Anaconda ディストリビューション (英語) に対応し、また PyPI (英語) で公開されている膨大な数のパッケージにアクセス可能です。Python の新機能の詳細は、製品リリース ノートに記載されています。

R Tools for Visual Studio (RTVS)
RTVS は VS を強力な R IDE (英語) に変えるツールで、IntelliSense やデバッグ、REPL、履歴などの基本機能に加えて、SQL データベースで実行されている R のストアド プロシージャや複数の独立プロット、リモート処理などの高度な機能にも対応しています。リモート処理では、ターミナル サーバーを使用した場合と同様にリモート マシンで RTVS のすべての機能を利用できます。このため、データの一部をノート PC のローカルで使用し、後に大規模なサーバーに接続して完全版の IDE にて作業を続け、最後にコードをデプロイする場合などに非常に便利です。

Visual Studio では、標準的な CRAN R (英語) バージョンと、パフォーマンスや企業向け機能が強化されたバージョンの Microsoft R の両方に対応しています。
F#
F# (英語) は、従来のオブジェクト指向型や命令形 (手続き型) プログラミングに加えて関数型プログラミングにも対応した言語です。データ処理に適しており、データのアクセス、操作、処理に関するサードパーティのエコシステムも充実しています。Visual Studio の Visual F# ツールは、F# アプリケーションの開発、および F# コードによるその他の .NET アプリケーションの拡張をサポートしています。F# は .NET で頻繁に使用され、機械学習での種関数型言語に非常によく似ています。

専用パッケージをご用意
データ サイエンス ワークロードは、Visual Studio への統合に加えて数百種類のパッケージがプレインストールされており、画像処理 (英語) や生物情報学 (英語)、天文学 (英語) などの高度な分析にも対応しています。データ サイエンス ワークロードには、既定で下記の機能が含まれています。

Microsoft R Client (英語): マイクロソフトが提供する強化版の R で、マルチコア、パッケージのバージョン管理、分散型メモリをサポートしています。
Anaconda Python ディストリビューション (英語): Continuum.io が監修するクロス プラットフォーム Python パッケージ コレクションで、機械学習、指数計算、Web などのシナリオに対応しています。

Python 用 Azure SDK
Azure SDK では、Python を含むすべてのサービスと言語をサポートしています。Python 用 Azure SDK (英語) では、コンピューティングやストレージ、ネットワーク、Key Vault、監視サービスなどの中核機能を .NET と同等に完全にサポートしています。Data Lake Store、Data Lake Analytics、SQL Database、DocumentDB などのサービスの管理に加え、SQL Database や SQL Server、DocumentDB、Data Lake Store File System などの各種データベースをサポートしています。
開発にご協力ください (オンラインで OK)!

JavaScript を使用する iOS 開発者や Android 開発者に向けた新機能

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Whats’s new for iOS and Android developers using JavaScript? 2016/11/17

 
今週発表された Visual Studio 2017 RC には、Visual Studio Tools for Apache Cordova (TACO、英語) の最新リリースが含まれています。このリリースにあたって、マイクロソフトではモバイル開発者の皆様が日々直面している大きな課題に取り組みました。その取り組みは、主に次の 2 つのテーマに分けられます。

高速かつ信頼性の高いビルド: Visual Studio の新しいインストーラーでは、サードパーティ製コンポーネントの十分に検証されたツールチェーンのオフライン インストールを組み合わせることで、より高速なビルドが実現されています。これにより、トラブルシューティングや修復もさらに容易になります。
編集とデバッグの大幅な高速化: 新しいブラウザー ベースのシミュレーターでは、コードをすばやく実行してブラウザー内で即座に結果を確認できます。ライブ リロード、プラグイン シミュレーション、Ionic Framework のサポートにより、Visual Studio に市場最速の開発者ワークフローが実現されています。

高速かつ信頼性の高いビルド
Cordova 開発者の方々とお話ししたところ、現時点で最も一般的な問題となっているのは環境のセットアップとアプリケーションの構築に関連するものでした。これは当然のことでしょう。たとえば、ネイティブなターゲット プラットフォームの SDK を使用してネイティブなアプリケーションを構築するというように、構築こそが Cordova のすべてであるからです。マイクロソフトの調査によると、TACO を使用している開発者の 26% は、主に NPM とネットワーク ファイアウォールでの問題により初回のビルドでエラーを経験しています。今回のリリースでは、この問題の解決に取り組みました。
高速なインストールと確実な動作
Visual Studio の新しいインストーラーでは、迅速にインストールが完了し「確実に動作」する Mobile development with JavaScript ワークロードが追加されています。

このワークロードはツールチェーンの依存関係の総数が削減され、テストが強化されています。十分に検証された新しい「ツールセット」を使用することで、モバイル開発者は Cordova などのオープン ソース パッケージを含め、プレリリース版の開発作業に必要なすべてのコンポーネントを入手できます。オフライン インストールが必要な方にもご利用いただけます。初期テストでは、ほとんどの場合「ダウンロード」してから「コードの作成」を開始するまでの所要時間は 15 分以内でした。
アプリケーションの開発をプロトタイプから製品版へと進めていくと、不足している依存関係をインストールするように促すダイアログが Visual Studio で表示されるようになります。たとえば、あるデバイスにデプロイするときに Android SDK が不足している場合、これをインストールするように促されます。便利だと思いませんか。シンプルなツールチェーンで開発を始め、アプリケーションが拡張し必要なツールチェーンが複雑になるにつれて徐々にインストールを進めていくことができます。

ツールセット
インストールの合理化のほかに、さまざまな環境でのビルドの信頼性向上にも重点的に取り組みました。ビルドに関してご報告いただいている問題のほとんどには、NPM のエラー、ネットワークのファイアウォール、ローカル ツールチェーンの互換性不足が複合的に関連しています。このような問題に対処し、正しい状態を維持するために、TACO では「ツールセット」という概念が新たに導入されました。このツールセットは Visual Studio で使用される検証済みの一連のツールを 1 つのパッケージにまとめたものです。たとえば、既定の Cordova 6.3.1 ツールセットには Cordova 6.3.1、Node 4.4.3、NPM 2.15.0 が含まれており、コンピューターにその他のものがインストールされていても、TACO でアプリケーションを作成する際にはサンドボックス化されたツールセットが使用されます。ツールの組み合わせが既知のものであるため、開発者の期待どおりに動作するアプリケーションを作成できます。細かくカスタマイズしたい場合は、任意のツールチェーンの依存関係のグローバル インスタンスを使用することもできるため、全体を完全に管理できます。

プロジェクトで使用するツールセットを構成するには、config.xml を開いてエディターの [Toolset] セクションに移動します。ツールセットの構築、保守、配布はマイクロソフトが行います。iOS、Android、Windows の新しいバージョンのリリース後すぐにマイクロソフトが新しいツールセットをリリースしますので、Visual Studio の更新を頻繁にご確認ください。
ビルド エラーの把握が容易に
ビルド エラーが発生したときのトラブルシューティングを容易にするために、小規模ながらも重要な変更が行われ、ビルド出力を容易に確認できるようになりました。ビルド出力画面のエラーの表示が色付けされて見やすくなっています。また、処理のステップを区切るためのヘッダーがビルド出力に追加され、ビルド処理のどこでエラーが発生したかを特定しやすくなっています。

この機能は便利であると同時に、楽しいアスキー アートも含まれています。
編集とデバッグを大幅に高速化
今回のリリースでは、Visual Studio Code の Cordova Tools 拡張機能の中から、広く使用されている Cordova Simulate が導入されています。TACO をある程度使用したことがある開発者にとっては、モバイル アプリのブラウザー内シミュレーションとしてこれまで使用されてきた Ripple エミュレーターに代わる存在となります。Cordova Simulate が提供するローカルで実行可能な高速のブラウザー ベース ワークフローは、最新の Web 開発での利用に適しており、エミュレーターやデバイスを使用せずにほぼすべてのモバイル開発を可能にします。

Cordova Simulate では、Ripple と同様に下記に対応しています。

さまざまなサイズのデバイスをテスト
地理位置情報、コンパス、加速度センサーを設定してシミュレート
画像、スタイルシート、JavaScript、HTML をライブでリロード
DOM エクスプローラーや JavaScript デバッガーなどのブラウザー ベースの開発ツールを Visual Studio 内で使用

また、Ripple にはない機能もあります。

カメラ、連絡先、ファイル、メディアなど、より多くのプラグインをシミュレート (詳細はこちらのドキュメント (英語) を参照)
iframe ではなく専用のブラウザー ウィンドウでアプリをシミュレート
カスタム プラグインや一般的でないプラグインの API 応答を保存

この新ツールの詳細については、後日このブログで詳細記事を公開する予定です。どうぞご期待ください。
Visual Studio 2017 RC を使用してご意見をお寄せください
今回ご紹介した機能以外にも、不具合を数多く修正したほか、ビルド プロセスを作り直して安定性の向上とビルド時間の短縮を実現しています。モバイル アプリの構築に Cordova を試してみたいと思っている方は、ぜひ今回のリリース (英語) をお試しになりご意見をお寄せください。
ツールをご利用いただいてお気づきになった点は、メールで直接お送りいただくか、Stack Overflow (英語) や Twitter までお寄せください。また、ドキュメントに関するご意見はドキュメント サイト (英語) まで直接お寄せください。
今後のプレリリース版ソフトウェアに関する最新情報をご希望の方は、TACO insiders (英語) にご参加ください。皆様のご協力をお待ちしております。

Jordan Matthiesen (@JMatthiesen)
JavaScript モバイル開発者ツール担当プログラム マネージャー
Jordan Matthiesen はマイクロソフトで Web アプリケーションおよびモバイル アプリケーション開発者向けの JavaScript ツールを担当しています。それ以前にも 18 年以上の開発経験があり、現在は優秀なモバイル開発者からできるだけ多くの意見を取り入れることに力を入れています。プライベートでは、妻と 4 人の子ども、2 匹の猫、1 匹の犬と共にコーヒーを飲みながらゆっくり過ごす時間を大切にしています。

 

Visual Studio Tools for Unity 3 プレビューをリリース

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Visual Studio Tools for Unity 3 Preview 2016/11/17

 
今回の Connect() (英語) において、Visual Studio Tools for Unity (VSTU) 3 プレビューがリリースされました。VSTU はマイクロソフトが提供する無料の Visual Studio アドオンで、Unity のゲーム開発用ツールおよびプラットフォームと連携してプログラミングやデバッグを行うためのリッチな機能を提供します。
VSTU 3 プレビューは [Game Development with Unity] ワークロードの一部として Visual Studio 2017 RC のインストーラー (英語) からインストールできます。このワークロードでは、Unity 開発者が Visual Studio 2017 RC でクロスプラットフォームの Unity ゲームを作成、デバッグする際に必要となるコンポーネントをインストールすることができます。

VSTU 3 プレビューは、Visual Studio ギャラリー (下記リンク) から Visual Studio 2015 Update 3 向けにも提供されています。

Visual Studio 2015 Tools for Unity (英語)

VSTU 3 では、コードの編集とデバッグといった IDE の基本機能が重点的に改良されています。今回のリリースの注目すべき点をご紹介します。
Unity メッセージのコードの色付け: エディター内で Unity メッセージ (またはイベント関数) を他のメソッドと区別し目立たせることができるようになりました。既定ではキーワードの色が適用されていますが、ユーザー独自の色付けが可能です。次のスクリーンショットは明るいオレンジ色に設定した例です。

IntelliSense: Visual Studio の C# 用 IntelliSense エンジンによる Unity メッセージのコード補完がサポートされています。Unity メッセージがサポートされているクラスでメソッドを宣言し始めると、IntelliSense が機能し、スクリプトで使用可能な Unity メッセージのリストが表示されます。

式エバリュエーターの改善: 式エバリュエーターは、ローカル変数の値や、開発者がウォッチ ウィンドウやイミディエイト ウィンドウに入力した式の結果を表示します。この式エバリュエーターを改善し、C# 開発者がよく知っている .NET デバッガーの動作に近付けました。

Visual Studio 2017 RC と Unity
Visual Studio 2017 RC をスクリプト エディターとして使用する場合は、Unity 5.4 以降が必要です。Unity では Visual Studio 2017 RC のインストール場所が特定されないため、ユーザーが手動で指定する必要があります。マイクロソフトでは、将来のバージョンの Unity では手動での指定が不要になるように Unity と協力して取り組んでいます。Unity で [Edit]、[Preferences]、[External tools] の順にクリックし、[External Script Editor] で [Browse] を選択し、Visual Studio 2017 RC の .exe ファイルの場所を指定してください。既定では、このファイルは次の場所にあります。
C:Program Files (x86)Microsoft Visual Studio2017CommunityCommon7IDEdevenv.exe
VSTU 3 プレビューについてご提案や問題点がありましたら、インストーラーまたは Visual Studio IDE 本体の [Report a Problem] からご報告 (英語) をお願いします。開発者コミュニティ ポータル (英語) に寄せられているフィードバックもご確認ください。ご提案は UserVoice (英語) でもお待ちしております。お気軽にフィードバック (英語) をお寄せください。VSTU 3 の開発の参考にさせていただきます。

Jb Evain (主任ソフトウェア エンジニアリング マネージャー)
@jbevain
Jb Evain は Visual Studio Tools for Unity のエクスペリエンスを担当しています。開発者ツールやプログラム言語に情熱を傾け、10 年以上にわたって開発者テクノロジの分野に携わっています。

Visual Studio 2017 RC のライブ ユニット テスト

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Live Unit Testing in Visual Studio 2017 RC 2016/11/18

 
Visual Studio 2017 に新機能のライブ ユニット テストが導入されました。この機能を使用すると、スピードが求められる開発作業の中でも、品質を確保しながら必要なテストをすべて網羅できるため、生産性が大幅にアップします。たとえば、なじみの薄いコード ベースのバグを修正する必要がある場合、この機能を使用すれば、修正によるコード変更がシステムの他の部分に影響しないかをすぐにチェックできます。また、コードを入力していくとその場でフィードバックを得られるので、より生産的にコーディングを進められるだけでなく、バグの修正やユニット テスト作成も楽しくなるに違いありません。
ライブ ユニット テストでは、コードの編集中にバックグラウンドで影響範囲のユニット テストが実行され、その結果やテスト範囲がリアルタイムでエディターにわかりやすく表示されます。コード変更の既存テストへの影響のほか、新たに追加したコードが 1 つ以上の既存のテスト範囲でカバーされているかどうかも即座にフィードバックされます。このため、バグの修正や機能の追加の際に、ユニット テストの作成が必要かどうかを把握できます。コード ベースのテストがすべて成功すればひと安心です。
ライブ ユニット テストは Visual Studio 2017 Enterprise エディションで使用可能で、.NET Framework をターゲットとした C# と VB のプロジェクトに対応しています。この機能では、VB と C# のコンパイラを使用してコンパイル時にコードを実装します。次に、そのコードでユニット テストを実行してデータを生成します。このデータは、テスト範囲に含まれるコードの行を分析するために使用されます。そして、このデータを使用して編集箇所のテストを実行し、すぐにエディター内に結果を表示します。コードを編集したりテストを追加または削除したりするたびにデータが更新され、影響を受けるテストが特定されます。
ライブ ユニット テストを開始する
ライブ ユニット テストを開始するには、上部のメニュー バーの [Test] コマンドから下図のように選択します。

Visual Studio のライブ ユニット テストでは、広く使われている MSTest、xUnit、NUnit の 3 つのユニット テスト フレームワークが主に使用されます。これらを使用する場合は、アダプターとフレームワークが以下の最小バージョンかそれよりも新しいバージョンであることを確認してください。ライブ ユニット テストを使用できない場合は、既存のプロジェクトからは古いアダプターとテスト フレームワークの参照を削除 (“Microsoft.VisualStudio.QualityTools.UnitTestFramework” への参照を必ず削除) し、新しいものを追加してください。これらのコードはすべて NuGet.org で入手できます。

xUnit: xunit.runner.visualstudio バージョン 2.2.0-beta3-build1187 および xunit 2.0 (またはそれ以降)
NUnit: NUnit3TestAdapter バージョン 3.5.1 および NUnit version 3.5.0 (またはそれ以降)
MSTest: MSTest.TestAdapter 1.1.4-preview および MSTest.TestFramework 1.0.5-preview (またはそれ以降)

ライブ ユニット テストのエクスペリエンス
ライブ ユニット テスト機能を有効化すると、テストでカバーされるコードの部分がすぐに表示され、テストの合否もエディター内で確認できます。ユニット テストの結果と範囲は、コード エディターで 1 行ごとに下記のように表示されます。
実行可能なコードのうち少なくとも 1 つのテストでエラーが発生している行には赤色の “×” が表示されます。
実行可能なコードのうちすべてのテストが成功した行には緑色の “✓” が表示されます。
実行可能なコードのうちどのテスト範囲にも含まれない行には青色の横線が表示されます。

ライブ テスト ユニットでのコードの範囲とテスト結果がリアルタイムで提示されるため、手動で範囲を選択してテストを実行する手間がなくなります。また、コードの変更によりプログラムでエラーが発生すると緑色の “✓” が赤色の “×” に変わり、1 つ以上のテストが失敗したことがリアルタイムで通知されます。
また、“✓” や “×” にマウス カーソルを合わせると、その時点で該当する行をカバーしているテストの数が下図のように表示されます。

“✓” や “×” をクリックすると、該当する行で実行されているテストが下図のように表示されます。

ツール ヒントの中で失敗したテストにマウス カーソルを合わせると、下図のようにウィンドウが拡大されてエラーの詳細情報を確認できます。

さらに、失敗したテストをツール ヒントでクリックすると、そのテストに直接移動できます。バックグラウンドでライブ ユニット テストを実行中でも、該当するテストに移動して簡単にコードのデバッグ、編集、続行の工程を実施できます。デバッグ、編集、続行のサイクルの中でライブ ユニット テストを停止したり再開したりする必要はありません。
リファクタリング作業などでしばらくテストでエラーが発生することがわかっている場合などには、いつでもライブ ユニット テストを一時停止/完全停止することができます。その場合も、開始のときと同様に下図のように上部のメニュー バーの [Test] コマンドから必要な項目を選択するだけです。

一時停止すると、エディター内でテストの範囲が表示されなくなります。ライブ ユニット テストのメニューで [Continue] をクリックすると一時停止が解除され、テスト範囲が再び表示されるようになります。一時停止中は、一時停止前にライブ ユニット テストで収集されたデータはそのまま維持されます。[Continue] をクリックすると一時停止された後のすべての編集内容が確認され、グリフが適切に更新されます。
ライブ ユニット テストは必要に応じて完全に停止することもできます。完全停止した後にライブ ユニット テストを再開した場合、以前のデータはすべて消去されているため、停止する前に表示されていたグリフは表示されません。
まとめ
ライブ ユニット テストを使用すれば、開発者の生産性をアップさせ、あらゆるテストを網羅して、開発中のソフトウェアの品質を向上させることができます。.NET 開発者の皆様はぜひ Visual Studio 2017 でこの機能をお試しください。テスト主導で開発を行っているチームなら、日々のワークフローをゲーム感覚で楽しめるようになるはずです。最初のテストがすべて失敗したとしても、さまざまなテクニックを駆使して 1 つずつ困難をクリアしていくのは気持ちが良いものです。その感覚は練習の成果をコーチに認められたときの喜びにも似ています。
問題点がありましたら、インストーラーまたは Visual Studio IDE 本体の [Report a Problem (英語)] オプションからご報告をお願いします。また、新機能のご提案は UserVoice (英語) までお寄せください。
ライブ ユニット テストのビデオ (英語) でこの機能のデモをぜひご覧ください。

Joe Morris (Visual Studio 担当シニア プログラム マネージャー、@_jomorrisJoe)
Joe Morris は 19 年前にマイクロソフトに入社し、この 3 年間はスタティック分析と開発者の生産性について集中的に取り組んでいます。

Manish Jayaswal (Visual Studio 担当主任エンジニアリング マネージャー)
Manish Jayaswal はコンパイラ テクノロジ、デバッガー、プログラム言語、品質保証、エンジニアリング システムの各分野の深い専門知識を活かして、商用ソフトウェア開発の管理を長年担当してきました。

 

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今後の当ブログにつきまして

今後の新しいポストは 【 Cloud and Server Product Japan Blog 】ブログにて行いますので、こちらを定期的に確認いただければ幸いです。
https://blogs.technet.microsoft.com/mssvrpmj/
 
これまで 【 Visual Studio 日本チーム Blog 】 にポストした内容に関しては、引き続きこちらで参照いただけます。
https://blogs.msdn.microsoft.com/visualstudio_jpn/
 
よろしくお願いいたします。
 

Visual Studio Team Services の最新情報: 2018 年 4 月のまとめ

このポストは、2018 年 4 月 25 日に投稿された What’s brewing in Visual Studio Team Services: April 2018 Digest の翻訳です。

Visual Studio Team Services の最新情報: 2018 年 3 月のまとめ

このポストは、2018 年 3 月 5 日に投稿された What's brewing in Visual Studio Team Services: March 2018 Digest の翻訳です。

Visual Studio Team Services の最新情報: 2017 年 12 月のまとめ

執筆者: Buck Hodges (Director of Engineering, VS Team Services)
このポストは、12 月 7 日に投稿された What’s brewing in Visual Studio Team Services: December 2017 Digest の翻訳です。
 
今月はお伝えしたいことがたくさんあります。前回の投稿以来、3 回のスプリントで機能がリリースされてきました。また 11 月には Connect(); カンファレンス (英語) が盛大に開催されました。それでは、各機能をご説明しましょう。
Connect();
Connect(); カンファレンスでは、Visual Studio Team Services (VSTS) やその他の Visual Studio 製品ファミリなどの開発者ツールに重点を置き、ソフトウェア開発や DevOps に関するさまざまなニュースを発表すると共に、トレーニングの機会を提供しています。DevOps および Visual Studio Team Services (VSTS) に関するセッションはすべてオンデマンドで視聴できますので、ライブ ストリーミングを見逃した方はこちら (英語) からご覧ください。
Brian Harry (投稿記事、英語) の一般セッションでは、Azure DevOps の現況をお伝えしました。大きな発表としては、セットアップが容易な新しい Azure DevOps Project (英語)、TFS 2018 のリリース、Linux および Windows に続いてリリースされたホスト型 Mac 用ビルド エージェント (英語)、VSTS 以外のプラットフォームへの GVFS (英語) の拡大をねらった GitHub との提携 (英語) などが挙げられます。発表の概要については、彼自身が執筆した Connect();

Visual Studio Team Services の最新情報: 2017 年 9 月のまとめ

Visual Studio Team Services は、効率的な継続的インテグレーションと Azure へのリリース パイプラインを作成するのに最適な DevOps ツールです。今月は、Git フォークやマルチフェーズ ビルドのサポートをはじめ、作業項目ハブの改良、新しいレポート ウィジェット、NDepend 拡張機能の更新などをご紹介します。まずは、VSTS でのフォークのサポートから見てみましょう。

Visual Studio Team Services の最新情報: 2017 年 8 月のまとめ

このブログ シリーズでは、Visual Studio Team Services (VSTS) に関する最新情報をお届けします。皆様はここで 3 週間分のリリース情報をご確認いただけます。Visual Studio Team Services は効率的な継続的インテグレーションと Azure へのリリース パイプラインを作成するのに最適な DevOps ツールです。

Visual Studio Team Services の最新情報: 2017 年 7 月のまとめ

執筆者: Buck Hodges (Director of Engineering, VS Team Services)
このポストは、7 月 12 日に投稿された What’s brewing in Visual Studio Team Services: July 2017 Digest の翻訳です。
 
このブログ シリーズでは、Visual Studio Team Services (VSTS) に関する最新情報をお届けします。皆様はここで 3 週間分のリリース情報をご確認いただけます。Visual Studio Team Services は効率的な継続的インテグレーションと Azure へのリリース パイプラインを作成するのに最適な DevOps ツールです。
今月はまず、業界で初めて行った Git の大幅なスケーリングについてご紹介します。他にも Git の機能強化をいくつか説明し、その次に、新しい組み込みの Wiki のパブリック プレビューについてお伝えします。さらに、ビルド、リリース、パッケージ管理、作業項目の追跡に関する機能強化などたくさんのニュースがありますので、さっそく始めましょう。
世界最大の Git リポジトリを VSTS でホスト: ファイル数 3.5M、ファイル サイズ 300 GB!

Continuous Delivery Tools にコンテナーのサポートを追加

先日の Microsoft Build 2017 にて、Continuous Delivery Tools for Visual Studio (英語) の更新が発表されました。マイクロソフトでは、お客様からのフィードバックを拡張機能の拡充に積極的に取り入れています。

Build での発表: Visual Studio Mobile Center のプラットフォーム、選択肢、機能を拡充

昨年秋に、マイクロソフトは Visual Studio Mobile Center (プレビュー) をリリースしました。これは、モバイル アプリのライフサイクル管理と高品質なアプリのリリース サイクルの短期化を支援するために開発された開発者向けクラウド サービスです。今回はこの Mobile Center の機能強化を行い、さらに幅広いユーザーの皆様やプラットフォームでご利用いただけるようにしました。

Visual Studio for Mac での Unity ゲーム開発

2014 年に Visual Studio Tools for Unity (VSTU) の最初のバージョン (英語) をリリースして以来、Windows 向けには Tools for Unity の複数のバージョンをリリースしてきましたが、Mac OS を実行している Unity 開発者にこのツールを提供する機会はありませんでした。