Visual Studio 日本チーム Blog

日本マイクロソフト株式会社 Visual Studio 製品マーケティングの Blog です。 日本のお客様向けに Visual Studio に関する様々な情報をお届けします。

Visual Studio とデータ サイエンス ワークロードでインテリジェント アプリをすばやく構築

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Build Intelligent Apps Faster with Visual Studio and the Data Science Workload 2017/5/10

 
本日、Visual Studio 2017 のデータ サイエンス ワークロードと分析アプリケーション用ワークロードをリリースしました。この機能はしばらくの間プレビューとして提供されており、ローカリゼーションとアクセシビリティの対応が完了するまで時間がかかっていましたが、このたび満を持して一般提供が開始されました。

データ サイエンス (DS) ワークロードでは、3 つの言語と各ランタイム ディストリビューションを単一のワークロードとして提供します。

R と Microsoft R Client
Python と Anaconda
F# と .NET framework

R と Python はデータ サイエンスで使用される 2 大スクリプト言語です。どちらの言語も覚えやすく、充実したパッケージ エコシステムのサポートがあり、データ取得、データ クリーニング、モデル学習、広範なドメインへのデプロイなど、あらゆるシナリオに対応しています。F# は強力な関数型 .NET 言語で、幅広い種類のデータ処理タスクに適しています。

Visual Studio 2017 の F#、R Tools、Python Tools
SQL Server の Python
昨年マイクロソフトは SQL Server で R のサポートを開始しましたが、それに加え、今回新たに Python (英語) を追加しました。これにより、SQL Server 2017 CTP 2.0 (英語) のインストール時に、Python と Anaconda パッケージのサブセット (たとえば numpy、scipy、pandas など) を選択することで、SQL Server の既存データを利用した高度な分析を直接実行できるようになります。

T-SQL から直接 Python を呼び出す
Windows の SQL Server で Python を利用できます。今後 Linux でのサポートも予定されています。
R Tools の SQL のサポート
R Tools for Visual Studio では、プロジェクトへのデータベース接続文字列の追加や SQL ストアド プロシージャの開発、テスト、発行など、SQL を使用した作業の生産性が向上します。

SQL プロジェクトやストアド プロシージャを直接 Visual Studio と R で作成
R Tools と SQL 統合については、こちらのビデオ (英語) をご覧ください。また、R Tools 関連情報として、docs.microsoft.com に掲載されている「SQL Server と R を使用する (英語)」もご覧ください。
Jupyter Notebook サービスでの F#、R、Python のサポート
Data Science ワークロードの言語をサポートした無料の Jupyter Notebook サービスも提供します。Notebooks は REPL の強化版のようなもので、コード、マークダウン、インライン グラフィックなどに対応しています。https://notebooks.azure.com (英語) にアクセスしてフロント ページのサンプルをお試しください。

Data Science ワークロードを構成する Python、R、F# Notebooks
フロント ページの [Introduction to Python (英語)] サンプルまたは [Introduction to F# (英語)] サンプルをクリックすると、Notebooks をお試しいただけます。
Visual Studio はエクスポートされた Jupyter の .py ファイルのインポート、実行、デバッグをサポートしています。ファイル内で Ctrl キーを押しながら Enter キーを押すとコード セルを 1 つずつ進めます。
まとめ
R、Python、F#、そしてパッケージのエコシステムはデータ サイエンスの幅広いシナリオに対応しています。Visual Studio 2017 のデータ サイエンス ワークロードはデータ取得、データ ラングリング、モデル構築、視覚化、デプロイメントまで、インテリジェント アプリをすばやく構築するために必要なすべての機能を提供します。また、SQL Server に Python と R が統合されたことでさらに拡張性が充実し、コードとデータの緊密な連携により不要なデータ移動を解消できます。ぜひワークロードをお試しのうえ、感想をお聞かせください。
Twitter: @pt4vs,

Visual Studio for Mac の一般提供を開始

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Visual Studio for Mac: now generally available 2017/5/10

 
本日の Microsoft Build カンファレンスで Visual Studio 2017 for Mac の一般提供を発表しました。
Visual Studio for Mac は Mac 用に設計されたフル機能のネイティブ IDE で、モバイル アプリや Web アプリ、ゲームにいたるあらゆるものに対して開発、デバッグ、テストを行うことができます。PC と Mac 間で同じソリューションやプロジェクトをベースとしたコードをシームレスに共有できる Mac 用ネイティブ IDE で、Mac ユーザーが使い慣れた操作方法で利用することができます。
モバイル、Web、クラウド、ゲーミングに対応
C# と .NET を使用したモバイル開発

統合デザイナーやコード編集、ツールのパッケージ化や発行まで、Visual Studio for Mac は Xamarin を使用したモバイル アプリ開発に役立つ優れた機能を提供します。たとえば以下のメリットがあります。

高い支持を得ている C# 7 プログラミング言語のフル機能
.NET API は Android、iOS、tvOS、watchOS、macOS 開発用 API に 100% 対応
Xamarin.Forms API の抽象化による最大限のコード共有
モバイル開発をスピードアップする NuGet.org の膨大な .NET ライブラリの活用
高度に最適化されたネイティブ コードと LLVM 最適化コンパイラ

ASP.NET Core と Azure を使用した Web 開発
昨年 11 月に Visual Studio for Mac の最初のプレビュー版をリリースして以来、マイクロソフトでは、Windows 版 Visual Studio からの Web エディター ツールの移植に精力的に取り組んできました。今回のリリースにより、ASP.NET Core と、HTML5、CSS3、JavaScript などのフロントエンド言語を使用したリッチな Web アプリケーションの開発がフルサポートされます。

Web アプリを寸分の隙もなく磨き上げた後、リリースする準備が整えば、新しい Publish to Azure ウィザードを使用して IDE から Azure に直接発行できます。

Unity を使用したゲーム開発
Build で今回新たに発表した Visual Studio for Mac は、C#、.NET、Unity を使用したゲーム開発にも利用できます。

Unity 5.6.1 との連携による IDE 内でのゲームの開発やデバックをフルサポートしています。これには次のサポートが含まれます。

スクリプトを簡単に参照して発見できるプロジェクトのサポート
ゲーム エンジンから呼び出されたメソッドのコード補完機能
Unity エディターにアタッチするワンクリック デバッグのサポート

Mac と PC 間でのシームレスな作業を実現
Visual Studio for Mac では、他のチーム メンバーが Mac と PC のどちらを使用していても気にせず共同で作業できます。ソリューションとプロジェクトは Visual Studio for Mac と Visual Studio のどちらでも使用できるので、異種混在の開発環境でもオペレーティング システムの垣根を越えて同じプロジェクトに一緒に取り組むことができます。つまり、効率を損なわずに容易にマシン間を「ラウンドトリップ」できるのです。
Mac 向けの設計
Visual Studio for Mac は、Visual Studio on Windows をそのまま移植した製品ではなく、Mac 向けに設計された新たな操作性を提供します。UI はボタンやテキストといったプリミティブな要素からアプリケーションやアイコンのレイアウトまで、macOS 向けアプリケーションと同じ感覚で操作でき、開発ワークフローも Mac の開発者が期待する形に最適化されているので、すぐに使いこなせます。

今後の展望
今回のリリースはまだ始まりに過ぎません。本日のカンファレンスでは他にも素晴らしい新機能の数々のプレビュー版についても取り上げました。そちらは Alpha チャネルで間もなく公開する予定です。以下のプレビュー機能は Stable リリースには含まれていませんが、準備は整っていますのでリリースされ次第ぜひお試しになってご感想をお寄せください。

Docker のサポート: Docker コンテナーへの .NET Core および ASP.NET Core のデプロイとデバッグをサポートします。
Azure Functions のサポート: Mac から Azure Functions を開発、デバッグ、デプロイできます。
IoT デバイスをターゲットに指定: C# コードと Xamarin で Android Things などの IoT デバイスをターゲットに指定できます。

これらのプレビュー機能をお試しになるには、Visual Studio for Mac で Alpha チャネルを購読 (英語) してください。
ご意見・ご感想をお聞かせください
Visual Studio for Mac のプレビュー版を既にインストール済みの場合は、必ずアプリケーション内から最新版に更新してください。まだプレビュー版をお試しでない場合は、VisualStudio.com (英語) から最新リリースをダウンロードしてください。このリリースの詳細については、リリース ノートを参照してください。
メモ: Visual Studio for Mac を 5 月 17 日までにダウンロードすると、Xamarin University を 60 日間無料でお試しいただけます。インストラクターによるライブのレッスンや、Visual Studio for Mac の使用を開始するのに役立つコンテンツが揃っているのでぜひご利用ください。
マイクロソフトは今回のリリースをとても誇りに思っています。ぜひ皆様のご意見、ご感想をお聞かせください。Visual Studio for Mac の [Report a Problem (英語)] リンクまたは [Provide a Suggestion] ダイアログ ([Help] メニュー内) からフィードバックを送信できます。または、Visual Studio for Mac (英語) コミュニティ フォーラムにご参加ください。
ではまた!

Azure App Services に ASP.NET Core プロジェクトを自動でビルドおよびデプロイ

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Automatically build and deploy ASP.NET Core projects to Azure App Services 2017/4/25

 
マイクロソフトでは、最近の更新プログラムにおいて、一般的なさまざまなシナリオをサポートするよう取り組みを進めてきました。今月の始めには、ソースをパブリックまたはプライベートの GitHub リポジトリ (英語) からプルする Visual Studio Team Services (VSTS) での自動 DevOps パイプライン設定のサポートを追加しました。また、TFVC シナリオのサポートについても現在対応を進めており、拡張機能のさらなる充実を図っています。今回の更新では、Continuous Delivery Tools for Visual Studio (英語) 拡張機能のしあげとして、Azure App Services 向け ASP.NET Core アプリケーションのビルドおよびデプロイのサポートを追加しました。これを使用すると、ASP.NET 4.x または ASP.NET Core アプリケーションのビルド、テスト、デプロイを自動で行う VSTS ビルドおよびリリース定義を構成できます。また、コミュニティで報告されたバグの修正も実施しました。皆様のご協力に感謝します。
ASP.NET Core プロジェクト用に継続的デリバリを構成
ASP.NET Core プロジェクト用の継続的な配信を構成するには、ASP.NET Core プロジェクトを含むソリューションを開き、[Build] メニューの [Configure Continuous Delivery] コマンドをクリックします。ソリューションがソース管理されていない場合は、拡張機能で手順を確認できます。

[Configure Continuous Delivery] ダイアログには、現在の Visual Studio の個人用設定で利用可能な Azure サブスクリプションと App Service のリストが表示されます。既定の構成は S1 サービス プランと新規 App Service となっていますが、既存の App Service も選択できます。

[OK] をクリックすると、選択した App Service が使用されるか、Azure 上に新規作成されます。その後拡張機能が VSTS を呼び出し、VSTS または GitHub 上のリポジトリ用のビルドおよびリリース定義が作成されます。これにより、新しくコミットするたびに自動でビルドが開始され、成功すると VSTS によってアプリが Azure 上のターゲットの App Service にデプロイされるようになります。

ビルドに失敗した場合は通知が届きます。通知をクリックすると VSTS に移動し、結果を分析できます。

引き続きフィードバックをお寄せください
いつもご意見、ご感想をお寄せいただきありがとうございます。マイクロソフトでは引き続き、Microsoft DevLabs 拡張機能 (英語) の今後の方向性に関するご意見を募集しています。チームやコミュニティと意見を交換できる Slack のチャンネルやチームのエイリアス vsdevops@microsoft.com などもご利用ください。

Ahmed Metwally (Visual Studio、シニア PM)
Twitter: @cd4vs
Ahmed は Visual Studio Platform チームのプログラム マネージャーを務めており、チームの共同作業とアプリケーションのライフサイクル管理の統合の改善に取り組んでいます。

 

クラウドだけにとどまらない Visual Studio for Mac

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Visual Studio for Mac to the Cloud and Beyond 2017/4/12

 
昨年 11 月に、Mac 用モバイル アプリやクラウド アプリケーション開発のためのフル機能 IDE である Visual Studio for Mac を発表しました。これは、Xamarin でのモバイル開発や .NET Core でのクラウド開発の基盤として開発されています。
マイクロソフトはこの数か月間、Windows 向けに設計された C# コードの Mac への移植に取り組んできました。優れた Visual Studio アーキテクチャでは、コードを難なく再利用できました。Mac チームと Windows チームは愛情と熱意を持って快適な開発エクスペリエンスを提供できるようにすることを目指しています。
今回は、Visual Studio for Mac の最新機能を紹介します。
Web 編集
macOS 向けに HTML、CSS、JSON の機能豊富なエディターを新たにリリースします。Windows 版に備わっているコード補完、インデントの挙動、構文チェックなどの機能をこれらのファイル形式で利用できるようになります。この更新プログラムでは、最先端の Web エディターを搭載した IDE を活用いただけます。

.NET Core
.NET Core と ASP.NET Core のサポートがさらに洗練され、大幅に向上しました。スタンドアロンの Web サイトや、モバイル アプリケーションまたはホステッド サービスのサービス バックエンドなどのサーバー コードの作成がよりシンプルになります。
デバッガーがアップグレードされ、Windows 版 Visual Studio と同様、非同期処理のデバッグを通常のコードのように自然に行えます。
Azure Publish
.NET Core の改良に加えて、Visual Studio for Mac 内からアプリケーションを直接 Azure に発行できるようになりました。使い慣れた発行プロファイルとコマンドを使用できます。

C# 7
C# 7.0 にも対応し、多数の言語を大幅に改良しました。Visual Studio でお馴染みのリファクタリング ツール、リアルタイムのコード チェック、便利な IntelliSense をサポートしています。
C# 7 には優れた機能が多く、パターン マッチや、新たに導入された tuple のネイティブ サポートなどが特にお勧めです。細かい部分では、ローカル関数の一部のコードがさらにシンプルでわかりやすくなりました。
Apple および Google の最新プラットフォームのサポート
皆さまのご要望にお応えし、Apple および Google の最新オペレーティング システムをサポートすることになりました。先日更新された macOS、iOS、tvOS、watchOS も対象となります。
また、人気のオープン ソース Fastlane プロジェクトとの統合により、Apple ベースのアプリケーションの署名証明書やプロビジョニング プロファイルの管理に伴う複雑さが解消されます。
アクセシビリティ
Visual Studio は、Apple の macOS アクセシビリティ プラットフォームと統合しています。これは IDE 全体のアクセシビリティ向上の取り組みの中でも、非常に満足できる結果となりました。
テスト
Visual Studio for Mac の新機能をお試しのうえ、ぜひ感想をお聞かせください。私たちは開発者のニーズに沿ったデベロッパー ツールの提供を目指しています。改善すべき点や、さらに効果的にモバイル開発やクラウド開発を進める方法について、皆様のご意見をお知らせください。
既に Visual Studio for Mac Preview をインストールしている場合は、必ずアプリを最新版にアップデートしてください。プレビュー版をまだお試しでない場合は、VisualStudio.com で最新版をダウンロードしてください。
Visual Studio for Mac の [Report a Problem] または [Provide a Suggestion] ダイアログ ([Help] メニュー内) からフィードバックをお寄せください。Visual Studio (英語) や Visual Studio for Mac (英語) のコミュニティ フォーラムでは、フィードバックの投稿や、他の開発者との情報交換などを行うことができます。
どうぞお楽しみください。

Miguel de Icaza (モバイル デベロッパー ツール、Distinguished Engineer)
Miguel de Icaza はマイクロソフトでモバイル プラットフォームを担当する Distinguished Engineer で、快適に使える開発者ツールの制作に専念しています。Nat Friedman と共同で 1999 年に Ximian、2011 年に Xamarin を設立しました。それ以前は 1997 年に GNOME プロジェクトを共同で設立し、2001 年の誕生当初から Mono プロジェクト (Novell による複数のリリースを含む) の指揮を執っています。1999 年に Free Software Foundation 1999 Free Software Award と MIT Technology Review Innovator of the Year Award を受賞し、2000 年 9 月には TIME 誌の新世紀のイノベーター 100 人に選ばれています。

 

Visual Studio 2008 のサポート終了まで残り 1 年に

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 End of Support for Visual Studio 2008 – in One Year 2017/4/10

 
10 年間というマイクロソフトのサポート ポリシーに従い、Visual Studio 2008 および関連する製品、ランタイム、コンポーネントのサポートを 2018 年 4 月 10 日をもって終了します。この日以降も Visual Studio 2008 アプリケーションは動作しますが、今後 1 年の間に Visual Studio プロジェクトを移植、移行、アップグレードして、サポートの利用を継続していただくことをお勧めします。Visual Studio の最新版を入手するには、visualstudio.com にアクセスしてください。
次の製品は、2018 年 4 月 10 日にサポートの提供を終了いたします。それ以降、セキュリティ更新プログラム、テクニカル サポート、修正プログラムは提供されません。

Microsoft Visual Studio 2008 (全エディション)
Microsoft Visual C# 2008 (全エディション)
Microsoft Visual C++ 2008 (全エディション)
Microsoft Visual Basic 2008 (全エディション)
Microsoft Visual Studio Team System 2008 (全エディション)
Microsoft Visual Studio Team System 2008 Team Explorer
Microsoft Visual Studio Team System 2008 Team Foundation Server
Microsoft Visual Studio Team System 2008 Team Suite
Microsoft Visual Studio Team System 2008 Test Load Agent
Microsoft Visual Web Developer 2008 Express Edition

後続のバージョンの Visual Studio 製品については、所定のサポート ライフサイクルの期間にわたってサポートを継続します。これらの製品の詳細については、「Visual Studio および Team Foundation Server 製品用のサービス」をご覧ください。
.NET、C++、Windows コンポーネントのライフサイクルに関する情報は、Microsoft サポート ライフサイクルのサイトでも確認できます。
なお、Microsoft Visual J# Version 2.0 再頒布可能パッケージ Second Edition のサポートも 2017 年 10 月 10 日をもって終了します。
今後も Visual Studio 製品のフル サポートを提供させていただくために、最新版にアップグレードしていただくようお願いいたします。最新の Visual Studio 製品の詳細については、VisualStudio.com をご覧ください。

Deniz Duncan (Visual Studio、プログラム マネージャー)
Deniz Duncan は、Visual Studio リリース エンジニアリング チームに所属するプログラム マネージャーで、世界各地で Visual Studio を提供できるように日々業務を行っています。レドモンドにあるマイクロソフトに勤める前は、オーストラリア国内のマイクロソフトの顧客企業を担当していました。カスタマー エクスペリエンスの向上に力を注いでおり、開発者に必要とされ愛されるツールや機能がリリースされるようにすることが彼女の仕事です。

Visual Studio の新しいアイコン セット

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Iterations on infinity 2017/3/8

 

開発者の皆様は、毎日のように Visual Studio のアイコンを目にしているのではないでしょうか? 一日に何度もクリックしたり、タスク バーに並んでいるところやプロジェクト ファイルにアタッチされているのを見たりしているかと思います。アイコンは、簡単には変更できない重要なものです。一般的な画面で見ると 1 cm にも満たない小さな画像ですが、その存在はとても大きなものです。アイコンにはたくさんの意味が込められています。そのアプリケーションでどんなことを体験できるのかを暗に知らせてくれたり、ユーザーの気持ちを引きつけるものになることもあります。
このたび、Visual Studio 製品ファミリの新しいアイコンがロールアウトされました。無限大を表す記号と、色は紫が引き続き採用され、ブランドのイメージがそのまま引き継がれています。この紫色の無限大の記号は、皆様に信頼を寄せていただいているこの製品スイート全体を表すものとなり、製品ファミリには、フラッグシップ製品の Visual Studio IDE を始め、Visual Studio Team Services、Blend for Visual Studio、Visual Studio Mobile Center などが含まれます。他にも Visual Studio for Mac 用の macOS 形式のアイコン、近日リリース予定の Visual Studio Code (英語) 用の新しいアイコンなどがあります。
しかし、無限大の記号を採用すればそれでよい、ということはありませんでした。ユーザーからは「バージョンの区別がつきにくい」というご指摘をいただいており、たとえば Visual Studio Code と Visual Studio Team Services のアイコンにはどちらも薄い青色が採用され、非常に区別しにくいものでした。マイクロソフトのデザイナーですらどちらの青がどちらの製品のものかわからないことがあったほどで、これは当然私たちに非があります。社内で混乱するくらいですから、皆様が混乱するのは当然です。
そこで今回は初心に戻り、3 つの大陸でそれぞれ活動しているデザイン チームにコンペに参加してもらい、アイコン セットのコンセプトを練り直してもらいました。Visual Studio などのメジャー製品ファミリのアイコンは見た目が印象的なものでなければなりませんが、それ以上に世界中のユーザーに訴えかける力強さが必要です。

新しいアイコン セットのデザインを行うにあたっては、いくつかの課題にぶつかりました。無限大を表す記号の形はブランド イメージとして深く浸透しているため、新しいアイコンもこれまでのブランドの流れを断ち切らないデザインにする必要があり、無限大記号のイメージを踏襲することにしました。無限大記号の構造は二点透視図法の線に沿ったものになっており、左側は細め、右側は太めの縦線で、全体が直線的で丸みのないきっちりと折ったリボンのような形です。また、デザイン上の制限として、各アイコンで使用してよい色は 1 色と決められていました。すべてのアイコンで単色、直線、角をきっちり折ったリボン風のデザインを採用するという規定に沿うようにすると同時に、できるだけ左側の縦が細く、右側の縦が太くなるようにしました。業界屈指のアーティストやデザイナーであっても、似ていながら完全に区別できるデザインを作成するのは簡単なことではありませんでした。

デザイナーは、こうしたいくつかの制限事項をクリアし、製品ファミリという統一感がよく伝わるようにアイコン セットを完成させました。最終的に非常に満足できる仕上がりとなり、彼らをたいへん誇りに思っています。そして、この新しいアイコン セットにとって最も重要なのは、製品ファミリとしてなじみ、既存のマイクロソフト ブランドの一部として確立されることです。「なじむ」という感覚は定義が難しいですが重要な要素です。先に言及したとおり、無限大の記号と紫色は引き継がれ、従来の濃い紫色のアイコンで Visual Studio 製品ファミリ全体が表されています。明るめの紫色で囲いをあしらったアイコンは、メインの Visual Studio IDE のものです。クリック時のエクスペリエンスを的確に表現しているところも満足しています。
新しい Visual Studio IDE の囲いのスタイルは、他のアイコンにも採用しました。また、Visual Studio Code と Visual Studio Team Services のアイコンを色だけで区別するのはやめ、各製品のイメージを持つ独自のピクトグラムを作成しました。すべてのアイコンが完成し、各製品に埋め込まれたのを見ると、たとえば Blend と Code はいずれも Visual Studio ファミリであることは表現されつつも、別の製品であるということがよくわかります。Visual Studio Mobile Center と Visual Studio Team Services についても同様です。

Visual Studio for Mac の新しい製品アイコンは、macOS と Windows の両方のデザイン要素を組み合わせたものとなっています。紫色の無限大記号を使用しつつ、macOS の左に傾いた長方形の共通パターンにも従っています。macOS Dock 上でポップな印象にするために、Visual Studio for Mac のアイコンには陰影を付け立体感を出しました。
アイコンのデザインをこれほど精力的に行ったのは、アイコンの刷新によって最終的に皆様の作業がスムーズになるのを願ってのことです。私たちはユーザーが迷わずクリックできるアイコンを提供し、コーディングなど目的の作業をすぐに始めていただけるようにしたいと考えています。それが「世界で最も支持されるソフトウェアを提供する」ということだと信じるからです。これについてぜひ皆様からご感想をいただければ幸いです。UserVoice (英語) や Visual Studio の [Send Feedback] ツールからお気軽にお寄せください。

John Lea (デベロッパー部門、デザイン担当主任ディレクター)
John Lea は、Visual Studio や Visual Studio Code、Visual Studio Team Services などのマイクロソフトの開発者ツール製品のデザインを担当する DevDiv デザイン スタジオの責任者です。ユーザー インターフェイスのデザインや作成を担当し、チーム リーダーとして 18 年以上の実績があります。マイクロソフトに勤務する前は Canonical で UX アーキテクチャと配信の責任者を務め、7 年間 Ubuntu Linux オペレーティング システムの UI デザインを担当していました。

アプリの機能拡張を支援する Visual Studio 2017 パートナー

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Extend your App Success with Visual Studio 2017 Launch Partners 2017/3/7

 
Visual Studio 2015 のリリース以降、Visual Studio を取り巻くテクノロジ エコシステムは多様化し、大きく成長してきました。現在 Visual Studio パートナー プログラムでは、Visual Studio、Visual Studio Code、Visual Studio Team Services、Xamarin 向けの拡張機能や統合機能が 6,500 種類超も提供されています。パートナー コミュニティでは、ツールの作成のみならず、開発者エクスペリエンスのカスタマイズや高機能化の支援も盛んに行われています。
Visual Studio 2017 で使用できる拡張機能は急速に増えており、マイクロソフトのテストに合格しているのは、この記事の執筆時点で 700 種類にも上ります。Visual Studio パートナーの数も Visual Studio 2015 リリース時の 2 倍になりました。同時出荷パートナーが提供する拡張機能の一覧はこちらです。これらは、Visual Studio Marketplace (英語) からダウンロードしてご利用いただけます。

マイクロソフトは引き続き Visual Studio エコシステムを通じてお客様の DevOps 環境全体の強化を支援するツールを提供していきます。特にご注目いただきたいのは、柔軟性と管理性がさらに向上した無料の Productivity Power Tools for Visual Studio 2017 の更新です。詳しくは Justin Clareburt のブログ記事を参照してください。他にも、テスト フレームワークの自動化を行う Parasoft (英語) や、基調講演で紹介したデータベースの変更やデプロイメントの最適化を行う RedGate (英語) などを利用して、生産性を向上させることができます。Visual Studio 2017 のサブスクリプション特典としてこれらの便利なツールをご利用いただけるだけではなく、認定を受けた DevOps パートナーが DevOps プラクティスの実装を支援します。このたび、DevOps パートナー サイト (英語) が刷新され、125 社以上の世界のエキスパートを検索できるようになりました。
Visual Studio パートナーと DevOps パートナーからは、合わせて 30 以上の 20 周年記念製品 (英語) が提供されます。Visual Studio 2017 の新しいテクノロジを手軽にお試しいただき、DevOps プラクティスを促進するサービスをぜひご活用ください。グラフ描画用ライブラリの高度化、デバッグ作業の最適化、SQL Server の移行サポートなどをお探しの場合には、パートナー ネットワークのサービスもご検討ください。
Visual Studio 2017 の拡張機能の構築に興味がある方は、Visual Studio の拡張機能のサイトで公開されているドキュメントやコード サンプルをご覧ください。また、コミュニティ フォーラム (英語) で構築アドバイスを受けることもできます。このほか、ぜひ無料の Visual Studio パートナー プログラムに参加して Visual Studio から製品チームにアクセスできる特典をご利用ください。さまざまな取り組みや今後のイベントについては、またブログでお知らせします。

Shawn Nandi (パートナーシップおよびプランニング担当シニア ディレクター)
Shawn Nandi は、マイクロソフトの開発者向けビジネスのパートナーシップやプランニング、Visual Studio 開発者プログラムや開発者向けサブスクリプションの製品管理を担当しています。

 

Visual Studio 2017 で .NET の生産性を最大限に向上

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Optimize your productivity with .NET in Visual Studio 2017 2017/3/8

 
Visual Studio 2017 では、生産性の向上を目的として、コードにすばやくアクセスするための機能とコードを迅速に作成するための機能の強化が進められました。パフォーマンス、ナビゲーション、デバッグ機能が改良されたほか、新しいリファクタリング機能、コード スタイルの構成や適用、ライブ ユニット テストが追加されるなど、今回のリリースには高度な機能が満載です。この記事では、これらの機能の活用方法についてご紹介します。
利用の開始
Visual Studio 2017 では、Visual Studio をインストールして起動し、ソリューションのコード作成を開始するまでの所要時間が大幅に短縮されました。新しい Visual Studio インストーラーにより、必要な機能のみを自由に選択してインストールすることができます。
Visual Studio のインストールが完了すると、Visual Studio の起動時間やソリューションの読み込み時間が大幅に短縮されたことを実感できます。

Visual Studio の起動時間の短縮については、過去のブログ記事をご覧ください。この記事では、新旧バージョンを隣り合わせで比較した動画をご紹介しています。
[Lightweight Solution Load] を有効化すると、プロジェクトの遅延読み込みを行うことができます。この機能は、ソリューションには数百ものプロジェクトが含まれるものの、作業に使用するプロジェクトはそのうちのごく少数であるような場合に特に便利です。[Lightweight Solution Load] を有効化する場合は、[Tools]、[Options]、[Projects and Solutions]、[Lightweight solution load for all solutions] の順に選択します。注: [Lightweight Solution Load] は F# プロジェクトでは機能しません。

コードベースのナビゲーション
Visual Studio 2017 では、コード内の別の場所に少ない操作で移動できるように、ナビゲーション エクスペリエンスが更新されました。

Go To Implementation (Ctrl + F12) – 任意の基本型やメンバーから各種実装に移動できます。
Go To All (Ctrl + T または Ctrl + ,) – 任意のファイル、型、メンバー、シンボルの宣言に直接移動できます。この機能の上部に表示されるアイコンを使用すると、結果の一覧を絞り込んだり、クエリ構文 (ファイルの場合は “f searchTerm”、型の場合は “t searchTerm” など) を使用したりできます。
Find All References (Shift + F12) – 構文の色分けにより、[Find All References] の結果をプロジェクト、定義、パスの組み合わせによってカスタム グループに分類できます。また、結果を「ロック」して、元の結果を保持したまま他の参照を検索することもできます。
インデント ガイド – コード内の目印として、灰色の破線が縦方向に表示され、ビュー フレーム内のコンテキストを示します。この機能は、人気の高い Productivity Power Tools でも使用されているものです。

コードの作成
今回のリリースでは、一般的なタスクを自動化し、ワークフローを迅速化するために、細かい調整やさまざまな機能の追加が行われました。

IntelliSense – トレイのアイコンをクリックすると、入力候補一覧をカテゴリで絞り込むことができます。また、アイコンをマウスでポイントすると、キーボード ショートカットが表示されます。この機能は、複雑な API を学習しているときや WPF を使用しているときに特定のプロパティやイベントなどを検索する場合に便利です。
リファクタリング – 「Ctrl + .」を使用すると、Visual Studio に追加されたすべてのリファクタリング機能 (英語) やクイック アクションにアクセスできます。主な機能は以下のとおりです。

型を同名のファイルに移動する
ファイル名と型名を同期する
欠落している switch/Select case を追加する
メソッドを同期させる
メソッドをプロパティに、プロパティをメソッドに変換する
補間文字列に変換する
その他多数

参照アセンブリや NuGet パッケージの型の using/Imports を追加 – 認識されない型が入力された場合、参照アセンブリや NuGet.org を検索して、using/Imports を追加するように簡単な修正を提案します。この機能は既定では無効になっています。有効化するには、[Tools]、[Options]、[Text Editor]、[C#] または [Basic]、[Advanced] の順に進み、[Suggest usings for types in reference assemblies] および [Suggest usings for types in NuGet packages] を選択します。後者のオプションを選択すると 10 MB ほどの NuGet インデックスがマシンにダウンロードされます。ダウンロードに数秒程度かかるため、Visual Studio のワークフローには影響しませんが、この機能を有効化しても即座に使用できるようにはなりません。
コード補完 – 開発者にベスト プラクティスのヒントを示します。コード補完はエディターに灰色の点として表示され、「Ctrl + .」を押すと適用されます。

一貫性と読みやすさの向上
Visual Studio 2017 では、EditorConfig (英語) を使用して、チームでコーディング規則を構成して適用し、リポジトリ全体の一貫性を向上させることができます。EditorConfig はオープンなファイル形式で、コミュニティとの協力の下、この形式で .NET のコード スタイルがサポートされました。チームは独自の規則を構成し、エディターで適用される方法 (候補、警告、エラーなど) を指定できます。このルールは、EditorConfig ファイルが含まれるディレクトリ内のすべてのファイルに適用されます。プロジェクトごとに異なる規則を適用する場合、各プロジェクトのディレクトリが異なれば、それぞれのプロジェクトのルールを個別の EditorConfig ファイルで定義できます。EditorConfig は単純なテキスト ファイルなので、ソース管理に簡単にチェックインして運用し、ソースと共に移動させることができます。
EditorConfig ファイルを使用しない場合や、チームで明確に設定されていないルールを構成する場合は、[Tools]、[Options]、[Text Editor]、[C#] または [Basic]、[Code Style] の順に選択し、マシンのローカル設定として構成することができます。
Visual Studio で EditorConfig ファイルを編集するときに言語サービスのサポートを利用する場合は、Mads Kristensen の拡張機能 (英語) をダウンロードしてください。Visual Studio 2017 でのコーディング規則のサポートの詳細については、こちらのドキュメント (英語) または .NET ブログの記事 (英語) を参照してください。

コードのテスト
ライブ ユニット テストは、ユニット テストにおけるコード変更の影響をほぼ瞬時に表示する機能で、エディターとテスト エクスプローラーを切り替えて手動でテストを実行する必要がなくなります。各コード行には結果がアイコンで示されます。すべてのテストに合格した場合は緑色のチェック マーク、1 つ以上のテストに失敗した場合は赤色のバツ印、適用されるテストがなかった場合は青色の横線が表示されます。ソリューションでライブ ユニット テストを有効化する場合は、[Test]、[Live Unit Testing]、[Start] の順に選択します。注: ライブ ユニット テストは Enterprise SKU でのみ使用可能です。
大規模なソリューションの場合は、「ライブ」で実行するテストの種類を選択できます。ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを右クリックすると、そのプロジェクトをライブ ユニット テストの対象に追加または除外できます。また、テスト ファイル内では、テストのグループを強調表示して右クリックし、それらのテストを追加または除外できます。ライブ ユニット テストのその他の設定は、[Tools]、[Options]、[Live Unit Testing] の順に選択して行います。
ライブ ユニット テストの詳細と、この機能を活用して時間や労力を節約する方法については、こちらのブログ記事を参照してください。

デバッグ
Visual Studio 2017 では、問題の原因を迅速に特定できるように、デバッグ エクスペリエンスが強化されています。

新しい例外ヘルパー (英語): 内部例外の詳細や null を返す式など、例外に関する特に重要な情報がすぐに確認できる場所に表示されます。また、サードパーティのライブラリからスローされた例外など、特定の種類の例外をデバッグ中に無視するように設定できます。
Run To Click (英語): 指定したコード行までプログラムをデバッグ モードで実行してから中断します。この機能を使用すると、一時的なブレークポイントを設定する手間が省けます。
XAML のエディット コンティニュ (英語): アプリの実行中に XAML を変更できるため、UI を継続的に調整できます。注: この機能は、Visual Studio 2015 Update 2 で初めて追加されました。
プロセスへの再アタッチ (英語): 以前にデバッグした場所にすばやく再アタッチできます。これにより、一度手動でアタッチした後、[Attach to Process] ダイアログで同じアプリケーションをデバッグする必要がなくなります。この機能を使用するには、[Debug]、[Reattach to process…] の順に選択するか、「Shift + Alt + P」を押します。

C# 7.0 や VB 15 によるコードの進化
Visual Studio 2017 のリリースと同時に、C# 7.0 (英語) と VB 15 (英語) の最終バージョンもリリースされました。今回リリースされたこれらの言語の新機能は、データの取り扱いや密度の高いコードの作成に役立ちます。
これらの新機能を日常的な開発作業で使用する場合、以下の点にご注意ください。

C# や Visual Basic でタプルを使用する場合は、ValueTuple (英語) パッケージをインストールする必要があります。「コードの作成」のセクションで説明した NuGet パッケージの using/Imports を追加する設定を有効化している場合、「Ctrl + .」を押すとワンクリックでこのパッケージを追加できます。
以下のように、新しい言語機能を活用するためのクイック アクションが多数追加されました。

throw 式 (C# 7.0) と null 合体演算子 (??) を使用して null チェックを簡素化する
明示的に提供されたタプル名 (C# 7.0) を使用する
パターン マッチング (C# 7.0) を使用して null チェックを簡素化する
string.Format や連結文字列を補間文字列 (C# 6.0) に変換する
メソッド/コンストラクター/インデクサー/プロパティ/演算子/アクセサーで式を本体とするメンバーを使用する (C# 6.0/7.0)

新しい GitHub リポジトリの C# と Visual Basic の言語設計である CSharpLang (英語) および VBLang (英語) に従う必要がある点にも留意してください。

ホットキーの学習
Visual Studio の生産性を向上させるために、こちらのドキュメント (英語) に記載されている一般的なショートカット キーを習得することをお勧めします。他の IDE から Visual Studio に移行した場合は、Justin Clareburt による Hot Keys 2017 拡張機能 (英語) を使用すると、Visual Studio の既定のショートカットを使い慣れたものに割り当て直すことができます。
Visual Studio 2017 のダウンロード
パフォーマンス、ナビゲーション、デバッグ、リファクタリング、コード スタイルの構成や適用、ライブ ユニット テストの機能強化により、無駄な時間を大幅に切り詰めることができます。ぜひ Visual Studio 2017 をダウンロードして今回追加された生産性機能を活用し、時間や労力の節約にお役立てください。
不足しているリファクタリング機能やクイック アクションがありましたら、GitHub でイシューを作成してお知らせください (英語)。

Kasey Uhlenhuth (.NET および Visual Studio 担当プログラム マネージャー)
@kuhlenhuth
github.com/kuhlenh (英語) Kasey Uhlenhuth はマイクロソフトの .NET マネージ言語チームのプログラム マネージャーとして、現在は C# と VB の開発者エクスペリエンスの刷新に取り組んでいます。以前は、C# Interactive および Node.js Tools for Visual Studio を担当していました。

 

モバイル開発で陥りがちな 6 つの落とし穴にはまらないために

 

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Avoid these six mobile development pitfalls 2017/3/3

 
このシリーズの前回の記事では、モバイル アプリの活用に必要な 3 つの変革についてご紹介しました。今日のモバイル アプリ競争を勝ち抜くためには、ニーズへの対応やリリース後の修正などでありがちな課題に戦略的に取り組む必要があります。ここでは、よくある 6 つの課題についてご紹介します。
なお、これらの課題に対する業界リーダーの取り組みについては、電子ブック『モバイルで競争を優位に: モバイル DevOps とクラウドでアプリを差別化する方法 (英語)』をご覧ください。
課題 1: アプリに対するニーズが増加
爆発的なモバイルの普及により、企業では、ビジネス関係者、顧客、従業員に優れたモバイル エクスペリエンスを提供しなければならなくなりました。International Data Corporation (IDC) によると、2018 年までに、企業のモバイル アプリの数は 2 倍に膨らみ、IT 予算にモバイル関連が占める割合は 50% にもなるとされています1。
モバイル アプリに対するユーザーのニーズがさらに増え、自社で提供できる範囲を超えた場合、企業はどのように対応すればよいでしょうか?

Mobile Center: Xamarin のサポート、詳細なアプリ分析、その他の情報

 

本記事は、マイクロソフト本社の The Visual Studio Blog の記事を抄訳したものです。
【元記事】 Mobile Center: Xamarin support, detailed app analytics, and more 2017/3/7

 
Connect(); で Visual Studio Mobile Center のプレビューを発表して以来、開発者コミュニティの皆様から寄せられた反響はすばらしいものでした。アカウントを作成し、このサービスを試し、フィードバックをお寄せくださった何千という開発者の皆様に感謝申し上げます。皆様のおかげで、ビルド、テスト、展開、監視というモバイル アプリ開発のあらゆる作業を簡単かつ効果的に行えるサービスを構築することができました。
現在は一般提供開始に向けて準備を進めています。ここに至るまでの間に、皆様からのフィードバックをロードマップに反映し、新しいサービスを追加すると共に、既存のサービスへの投資を強化し、エンジニアリング チームの規模を拡大してまいりました。この記事では、現時点の最新情報と今後の予定をご紹介します。
すべての開発者、すべてのアプリ、すべてのプラットフォームに対応
Mobile Center は、皆様がどんなツールセットを使用していても、どこにいてもご利用いただけます。iOS または Android アプリの開発を Objective-C、Swift、Java、React Native、Xamarin で行っている場合は、継続的インテグレーション (CI)、テスト、リリース管理、分析など、提供されるすべての機能を活用することができます。

完全なモバイル ライフサイクル管理
Mobile Center は、運用ではなくアプリ開発に集中できるように設計されており、モバイル アプリに必要な管理機能がすべて提供されます。具体的には、以下のビーコン サービスを使用します。

Build では、コードをコミットすると、クラウド ベースで自動的にビルドが行われます。Mac を使用せずに iOS アプリを自動的にビルドすることも可能です。
Test では、すべてのビルドについて、実際に使用されている数千ものデバイスとすべてのオペレーティング システムを対象とする UI テストが自動的に実行されます。サポート対象のフレームワークは、Appium、UITest、Calabash、Espresso など、多岐にわたります。これらのテストは CI パイプラインに直接統合されているため、コード変更の結果をほぼ瞬時に確認できます。
Distribute では、テストに合格したビルドをベータ テスターやアプリ ストアに自動的に移動できます。
Crashes と Analytics では、ユーザーが実際に使用しているアプリに関する詳細なリアルタイム データが提供されます。新しいトレンドを特定し、問題が発生する前にバグやパフォーマンスの問題を修正することができます。
Tables と Identity では、スケーラブルなバックエンド認証、同期、ストレージ ソリューションが提供されるため、関連するインフラストラクチャではなく、アプリの開発に集中することができます。

今後の予定
現在、製品ロードマップ (英語) に記載されたすべての機能を提供するべく作業を進めています。Mobile Center の今後のバージョンでは、ユニバーサル Windows プラットフォームおよび Cordova フレームワークへのサポートの拡大と、プッシュ通知の追加が予定されています。
Mobile Center は、プレビュー期間中は無料でご利用いただけます。まだお試しになっていない場合は、今すぐ無料でサインアップしてください。

Keith Ballinger (モバイル開発者向けクラウド サービス、プログラム マネジメント ディレクター)
Keith は以前、マイクロソフトが 2016 年 3 月に買収した Xamarin の製品担当バイス プレジデントを務めていました。当初の .NET チームの PM 時代を発端に、製品管理、起業、エンジニアリングの分野で優れた経歴を持っています。Xamarin に入社する前は、Y Combinator の投資を受けたスタートアップ企業の Standard Treasury でチーフ アーキテクトを務め、API ファーストのバンキング サービスを構築していました。著作に、『.NET Web Service: Architecture and Implementation (.NET Web サービス: アーキテクチャと実装)』、『Special Edition: Using ASP (特別版: ASP の使用、共著)』というプログラミングに関する 2 冊の書籍があります。

 

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今後の当ブログにつきまして

今後の新しいポストは 【 Cloud and Server Product Japan Blog 】ブログにて行いますので、こちらを定期的に確認いただければ幸いです。
https://blogs.technet.microsoft.com/mssvrpmj/
 
これまで 【 Visual Studio 日本チーム Blog 】 にポストした内容に関しては、引き続きこちらで参照いただけます。
https://blogs.msdn.microsoft.com/visualstudio_jpn/
 
よろしくお願いいたします。
 

Visual Studio Team Services の最新情報: 2018 年 4 月のまとめ

このポストは、2018 年 4 月 25 日に投稿された What’s brewing in Visual Studio Team Services: April 2018 Digest の翻訳です。

Visual Studio Team Services の最新情報: 2018 年 3 月のまとめ

このポストは、2018 年 3 月 5 日に投稿された What's brewing in Visual Studio Team Services: March 2018 Digest の翻訳です。

Visual Studio Team Services の最新情報: 2017 年 12 月のまとめ

執筆者: Buck Hodges (Director of Engineering, VS Team Services)
このポストは、12 月 7 日に投稿された What’s brewing in Visual Studio Team Services: December 2017 Digest の翻訳です。
 
今月はお伝えしたいことがたくさんあります。前回の投稿以来、3 回のスプリントで機能がリリースされてきました。また 11 月には Connect(); カンファレンス (英語) が盛大に開催されました。それでは、各機能をご説明しましょう。
Connect();
Connect(); カンファレンスでは、Visual Studio Team Services (VSTS) やその他の Visual Studio 製品ファミリなどの開発者ツールに重点を置き、ソフトウェア開発や DevOps に関するさまざまなニュースを発表すると共に、トレーニングの機会を提供しています。DevOps および Visual Studio Team Services (VSTS) に関するセッションはすべてオンデマンドで視聴できますので、ライブ ストリーミングを見逃した方はこちら (英語) からご覧ください。
Brian Harry (投稿記事、英語) の一般セッションでは、Azure DevOps の現況をお伝えしました。大きな発表としては、セットアップが容易な新しい Azure DevOps Project (英語)、TFS 2018 のリリース、Linux および Windows に続いてリリースされたホスト型 Mac 用ビルド エージェント (英語)、VSTS 以外のプラットフォームへの GVFS (英語) の拡大をねらった GitHub との提携 (英語) などが挙げられます。発表の概要については、彼自身が執筆した Connect();

Visual Studio Team Services の最新情報: 2017 年 9 月のまとめ

Visual Studio Team Services は、効率的な継続的インテグレーションと Azure へのリリース パイプラインを作成するのに最適な DevOps ツールです。今月は、Git フォークやマルチフェーズ ビルドのサポートをはじめ、作業項目ハブの改良、新しいレポート ウィジェット、NDepend 拡張機能の更新などをご紹介します。まずは、VSTS でのフォークのサポートから見てみましょう。

Visual Studio Team Services の最新情報: 2017 年 8 月のまとめ

このブログ シリーズでは、Visual Studio Team Services (VSTS) に関する最新情報をお届けします。皆様はここで 3 週間分のリリース情報をご確認いただけます。Visual Studio Team Services は効率的な継続的インテグレーションと Azure へのリリース パイプラインを作成するのに最適な DevOps ツールです。

Visual Studio Team Services の最新情報: 2017 年 7 月のまとめ

執筆者: Buck Hodges (Director of Engineering, VS Team Services)
このポストは、7 月 12 日に投稿された What’s brewing in Visual Studio Team Services: July 2017 Digest の翻訳です。
 
このブログ シリーズでは、Visual Studio Team Services (VSTS) に関する最新情報をお届けします。皆様はここで 3 週間分のリリース情報をご確認いただけます。Visual Studio Team Services は効率的な継続的インテグレーションと Azure へのリリース パイプラインを作成するのに最適な DevOps ツールです。
今月はまず、業界で初めて行った Git の大幅なスケーリングについてご紹介します。他にも Git の機能強化をいくつか説明し、その次に、新しい組み込みの Wiki のパブリック プレビューについてお伝えします。さらに、ビルド、リリース、パッケージ管理、作業項目の追跡に関する機能強化などたくさんのニュースがありますので、さっそく始めましょう。
世界最大の Git リポジトリを VSTS でホスト: ファイル数 3.5M、ファイル サイズ 300 GB!

Continuous Delivery Tools にコンテナーのサポートを追加

先日の Microsoft Build 2017 にて、Continuous Delivery Tools for Visual Studio (英語) の更新が発表されました。マイクロソフトでは、お客様からのフィードバックを拡張機能の拡充に積極的に取り入れています。

Build での発表: Visual Studio Mobile Center のプラットフォーム、選択肢、機能を拡充

昨年秋に、マイクロソフトは Visual Studio Mobile Center (プレビュー) をリリースしました。これは、モバイル アプリのライフサイクル管理と高品質なアプリのリリース サイクルの短期化を支援するために開発された開発者向けクラウド サービスです。今回はこの Mobile Center の機能強化を行い、さらに幅広いユーザーの皆様やプラットフォームでご利用いただけるようにしました。

Visual Studio for Mac での Unity ゲーム開発

2014 年に Visual Studio Tools for Unity (VSTU) の最初のバージョン (英語) をリリースして以来、Windows 向けには Tools for Unity の複数のバージョンをリリースしてきましたが、Mac OS を実行している Unity 開発者にこのツールを提供する機会はありませんでした。